岩手県一関市にあるクラフトビールメーカー「いわて蔵ビール」は、天然素材だけで醸造している青いビール「サムシングブルー」を製造販売しています。このビールは、ヨーロッパの幸せのおまじない「何か青いものを身に着けて結婚するとしあわせになれる」をモチーフに開発。発売以来、一般流通には流さず、結婚式場での乾杯・お引き出物、ブライダルお祝い、バレンタインデーのプレゼントで販売していました。これまで16万本を発売していましたが、コロナによりより需要が高まり人気のビールになっています。
【商品概要】
商品名:幸せの青いシャンパンビア「サムシングブルー」
商品内容:発泡酒、330ml
原材料:麦芽・ホップ・水あめ・レモン果汁・スピルリナ色素
価格:330ml 1本 800円(税別)
製造・販売元:世嬉の一酒造株式会社(いわて蔵ビール)
〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
HP: https://www.sekinoichi.co.jp
●幸せの青いシャンパンビア「サムシングブルー」とは
いわて蔵ビールは世嬉の一酒造株式会社(せきのいちしゅぞう)のビールブランド。地ビール時代、クラフトビールが全く売れず、困っていた際、同社の名前の由来「世の人々が喜ぶ一番の酒造りを目指す(世嬉の一酒造)」をもう一度考え直し、いわて蔵ビールも人の喜ぶ商品にと開発した商品の一つ。
ビールの苦手な女性が喜ぶビールとは・・・女性が喜ぶとき、ブライダルやバレンタインと思い、その際に喜ぶビールとして2000年に開発しました。2000年の発売の際には、大きな反響があり、居酒屋や飲食店、酒販店から問い合わせが多かったものの、ブライダルで使う商品が一般にあったら女性が悲しむと思い、すべて断り、唯一ブライダル場やバレンタイン時期のネット販売のみで販売していました。当初は認知度もなく1年間に1000本くらいの販売だったところ、徐々に口コミで広がり、結婚式の乾杯、引き出物、お祝いのプレゼントで昨年は1万本以上の販売に広がっています。
ヨーロッパで伝わる幸せな結婚のおまじない「サムシングブルー」をモチーフにしたクラフトビールは多くのカップルを幸せにしてきました。今年もバレンタインギフトとしてプレゼント注文が殺到しています。
●サムシングブルーの由来
ヨーロッパでは昔から結婚式に伝わる花嫁の幸せなアイテムが4つあるといわれています。
4つのもの(Something 4)の1つです。4つとは、なにかひとつ古いもの(Something Old)、なにかひとつ新しいもの(Something New)、なにかひとつ借りたもの(Something Borrowed)、そして、なにかひとつ青いもの(Something Blue)を意味します。
「何か青いもの」花嫁の純潔の象徴」
青は「青い鳥」同様、幸せを呼ぶ色と言われており、忠実・信頼を象徴とされる色でもあります。
さらに花嫁の純潔や清らかさを表します。もともと青色は古代、女性の慎ましやかさや誠実な心を象徴し、欧米では聖母マリアのシンボルカラーとして知られています。
いわて蔵ビールでは、「多くの人に幸せになってもらいたい」と20年前より青いシャンパンビアを醸造しています。ブライダル用として式場やホテルのギフトに利用されている商品です。
(※製法はビールの醸造法で醸造しています。日本の酒税法上発泡酒となります。)
●いわて蔵ビールとは
岩手県一関市にある酒蔵 世嬉の一酒造株式会社が手掛けるクラフトビールブランド「いわて蔵ビール」
1995年に立ち上げた東北で最も古いクラフトビールメーカーです。
1996年いわて蔵ビール ヴァイツェンがモンドセレクション金賞を日本のクラフトビール業界で初めて受賞、その後常に新しいスタイルのビール醸造にチャレンジし、2016年には日本スタイルのビールとして山椒を使用したビール「ジャパニーズハーブエール山椒」が「世界に伝えたい日本のクラフトビール」でグランプリ受賞。また、三陸の牡蠣を使用した黒ビール「三陸広田湾産牡蠣のスタウト」はビールの世界大会ワールド・ビア・カップで受賞など、数々のビールが世界で評価されています。マイクロブルワリーですが、現在、アメリカ、イギリス、シンガポール、台湾、韓国などにも輸出しています。