農家と消費者が直接対話してフェアトレードする「オーガニックマーケットAOZORA」、圓融寺で4/26初開催。

投稿日:2015/04/07 12:28 更新日:

NPO法人Agri-Connections(所在地:東京都目黒区、理事長:和気 優)は、全国の農家が出店し、消費者との直接対話の中で商品をフェアトレードするマーケット「オーガニックマーケットAOZORA」を、2015年4月26日(日)に目黒区碑文谷の圓融寺で開催することを発表した。

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【「オーガニックマーケットAOZORA」とは】
同マーケットは、単なる物の売り買いが出来るマーケットとは異なり、オーガニック(有機的、本質的の意)という理念の下、「農の人」「食の人」「木の人」「音の人」「絵の人」「旅の人」など、ありとあらゆるジャンルの当事者が集まり、消費者との直接対話の中で商品をフェアトレードするマーケットである。
2012年4月、同団体主催の「あおぞらマルシェ」として、下北沢から始まった。

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【東北の農家を支援】
同マーケット開催のきっかけは、多くの農家・生産者が被害を受けた2011年3月11日の東日本大震災。
東北で収穫された農作物の多くは都市部に運ばれるため、都市部に暮らす者にとって東北は胃袋同然。それならば、少しでも被災農家の復興支援ができ、なおかつ都市に暮らす人々にも当事者意識を持ってもらう方法はないかと考えた同団体は、2012年春、有志とともに下北沢カトリック世田谷教会を会場として「下北沢あおぞらマルシェ」を開始。年に2~3回のペースで開催し、2014年11月24日で7回目を迎えた。

今回初開催となる目黒区碑文谷では、お寺の境内全体を農産物、雑貨、飲食店の各ブースやストリートパフォーマンスで埋め尽くす。

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【地方と都市が元気になるマーケット】
同マーケットは、復興支援のためのものであると同時に、生活者のためのイベントでもある。
生活者は価値のあるものを適正な価格で手に入れることができ、生産者は適正な報酬を得られるマーケットとなっている。
さらに、自分の店を持ちたいと願う人が生産者や生活者とめぐり合うことで明日へのステップアップにもなる。

同団体は、生産者と飲食店、生産者と生活者が築く新たなネットワークによって、地方と都市がともに元気になれるよう、同マーケットを開催するとしている。

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【ひと駅に一つのマーケットを】
同マーケットは「ひと駅に一つのマーケット」を合言葉に地域マーケット運動が広がっていく、いわば“バイラルアクション”である。

神社、教会、寺、または一時的に空いた空き地は、もともと人が集まる場所である。同団体はその営みを取り戻す空間活用とマーケット理念が一致すれば、そこから生まれる付加価値は計り知れないとして、駅前の商店街にはないような温故知新の仮想商店街を目指すとしている。

【オーガニックマーケットAOZORA 開催概要】
■日程:2015年4月26日(日)
■時間:9:00~17:00
■会場:天台宗・圓融寺(〒152-0003 東京都目黒区碑文谷1-22-22)
■入場料:無料
■URL:http://aozora-marche.com/

<特徴>
■都内だけでなく全国の素晴らしい有機農家が出店し直販。
■目黒界隈のオーガニックな飲食店が出店。
■石鹸やキャンドルなどのハンドメイド雑貨、有機素材の加工品の販売。
■境内ではダンス、ストリートパフォーマンス、本堂ではライブを開催。
■オーガニックな営み(※有料)
・映画『100年ごはん』上映会 大林 千茱萸監督の農業ドキュメント
・暗闇ワインバー 全盲弁護士 大胡田 誠さんを迎え、視覚を封印した状態で本能覚醒のワイン会
・アーユルヴェーダ ヨガ/アーユルヴェーダのワークショップ
・風と光オーガニックセミナー 他

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