2020年8月24日放送のNHK Eテレ「グレーテルのかまど」のアンコール放送があり、15代ヘンゼル役の瀬戸康史さんが横浜発祥のスイーツ「プリンアラモード」を紐解きました。その中で、プリンアラモードの元祖「ホテルニューグランド」の「プリンアラモード」が取り上げられました。
ホテルニューグランドでのプリンアラモード誕生秘話
番組によると、日本の玄関口・ホテルニューグランドはその昔、アメリカ将校の宿舎として接収されていたそう。
アメリカ将校はもちろんのこと、その奥様であるご婦人たちもたくさん滞在していたようです。その中で、将校婦人たちをもてなすスイーツとして誕生したのが、「プリンアラモード」だったのです。
おしゃれなグラス皿に盛られた、見た目も華やかで豪華なプリンアラモードは、ご婦人方の心を捉えたのです。
スイーツの定番「プリンアラモード」が横浜を代表するホテル「ホテルニューグランド」発祥だったということを知った瀬戸さんは、「プリンアラモードって名前から外国風だけど、横浜生まれって驚き」と驚きのコメント。
更には、ナレーションを担当するキムラ緑子さんの紹介で、洋食の王道・ドリアなどもホテルニューグランドが始まりだ明かされ、瀬戸さんは「そうなの?!」と驚きの声を上げました。
いよいよ実食!「人を楽しませるスイーツですね」に「ほんとそれ!」
瀬戸さんは、驚きつつも横浜に敬意を払って横浜風のプリンアラモード作りに挑戦することに。瀬戸さんはフルーツの飾り切りなどに苦心しながら完成させていきました。
そして出来上がったプリンアラモードををいざ試食。「プリンいきましょう」「なめらかさにこだわったし!」と、主役のプリンをスプーンですくいあげて思わず「うわ!プルプル」と一言。
そして口に運ぶと、じっくりと味わったあと目を輝かせて「あっ、なんかね。もちろんなめらかですよ」とこだわって作ったポイントに言及しました。
そして、すぐ後に「すごくなつかしさを感じます!」と老舗ならではの味わいが楽しめる様子を見せました。
続いて華やかな飾り切りをほどこしたフルーツを食べて「うん、最高!これ本当に贅沢ですね」「フルーツもちょっと切り方を工夫するだけで、こんなに本当華やかになるんですね」と大満足の様子。
その後、ナレーションを担当するキムラ緑子さんが「人を楽しませるスイーツですね」と言うと、瀬戸さんも「ほんとそれ!」と、プリンアラモードの魅力を改めて実感した様子でした。
今回の放送にネットでは、「ホテルニューグランドのプリンアラモード、昔ながらのレトロ感で美味しそうだった」「ニューグランドのプリンアラモード食べたい」「本当に素晴らしくて美味しいのです」など、ホテルニューグランドのプリンアラモードを食べたことがない人・食べたことがある人両方の声が交錯していました。
瀬戸さんも驚き敬意を払った元祖・プリンアラモードが気になった方は、ぜひ「ホテルニューグランド」に足を運んでみてくださいね。
【店舗情報】
ホテルニューグランドホテル(ホテル内「ザ・カフェ」)
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140105/14000136/
(文:しらすず えみな)