蜜がたっぷり入った幻のりんご「こうとく」が今年も登場 数量限定販売で予約受付中

投稿日:2018/10/10 11:54 更新日:

有限会社 味の農園は、2018年11月10日(土)頃まで“阿部さんが作る幻の蜜入りりんご「(大玉)蜜女王こうとく」”の予約受付中です。なお、限定数に達し次第予約を終了します。

見た目で市場に嫌われた「こうとく」

「こうとく」は、東光という品種の自然交雑により1985年に青森県で生まれた品種です。

香り高く、果汁も蜜入りも多いりんごながら、1個の大きさは、「ふじりんご」と比べるとかなり小ぶりで150g~180g程度、女性の手のひらにすっぽり収まるサイズです。そのうえ色付きもあまり良くないため、当初は「小玉で見た目が悪いりんご」と市場から低く評価されました。

また品質にバラつきが出やすいことから、生産者からも敬遠されて収穫量が激減し、「幻のりんご」として水面下に30年以上埋もれてきました。

「こうとく」が脚光を浴びた理由


その「こうとく」が脚光を浴びることとなったきっかけは、なんといっても「蜜入りの良さ」です。

蜜入りりんごとして有名なのは「ふじりんご」ですが、その蜜の量は多くても果肉の30%程度です。

対して「こうとく」は多いもので80%にもなり、テレビ等で取り上げられると一躍有名になりました。また、蜜の量のインパクトに加え、香り高さ、食感の良さもあり、一度食べたら忘れられないりんごとして人気が高まっています。

希少な「こうとく」のなかでもさらに希少 「大玉こうとく」


同店では、山形県天童市の果樹農家である阿部さんの栽培する「こうとく」を、生産者限定品として販売しています。阿部さんは長年かけて独自に開発した栽培方法で、近年「大玉こうとく」が収穫できるようになり、今までの小玉りんご「こうとく」という常識を覆しました。

「こうとく」の大玉は、希少性が高く、蜜の量も通常のサイズに比べると多い傾向があります。

蜜は、その見た目からハチミツのような「甘さ」と思われがちですが、実は砂糖の甘さを100とすると、蜜は60くらい。それほど甘さ自体を左右するものではないのです。

りんごの蜜の味を表現するなら「爽やかな甘み」。蜜入りであるほど「さわやかな甘さのリンゴ」と言えます。「こうとく」最大の特徴が、この果肉たっぷりに詰まった「蜜」。その爽やかで甘~い味は、思わず笑顔になる、贅沢すぎる蜜の甘みそのものです。

今の時期限定で、当店自慢の“阿部さんが作る幻の蜜入りりんご「(大玉)蜜女王こうとく」”を味わうことができるようになっています。

「こうとく」を大玉につくる生産者阿部さんの想い


不思議に思われるかしれませんが、果樹には同じ品種でも少しずつ違いがありバラツキがあります。色着き良い系統とか、糖度が高い系統とかいろいろその樹ごとの性質(たち)があります。

大玉になるには訳があって、私が育てた樹齢35年の樹は「こうとく」としては毎年大玉の実になりやすい性質(たち)があります。この系統はその上、蜜入りもいいのです。

当時、周囲の樹と比べると玉伸びが格段に良い実が目につきました。そしてこの樹から生まれる果実はサイズが他と違っていました。同様の大玉を中心に他のこうとく生産者の皆さんのサイズと比べても違いが歴然としていることにある時気づいたのです。

この系統の大玉で蜜入りの良いものだけを残し選抜して増やしていったのです。このように大玉の系統だけに絞って接ぎ木して増やしていったことと、樹齢35年のマッチングが良かったのか「大玉こうとく」ができるようになりました。

通常のりんごと比較すると小玉な品種ですが、「大玉こうとく」を選りすぐり「りんご蜜センサ」で蜜入りを確認してお届けします。

商品概要


商品名  :阿部さんが作る幻の蜜入りりんご「(大玉)蜜女王こうとく」
商品規格 :約2kg(8-10玉)
生産地  :山形県天童市
商品価格 :5,400円(税込・送料無料)
販売期間 :予約受付中
      11月10日(土)頃まで、限定数が終了次第に販売終了します。
お届け予定:11月中旬頃から予約受付順に発送します。
販売   :自社ネット通販にて数量限定販売
URL    :商品ページ https://www.ajfarm.com/fs/ajfarm/c/gr29

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