JAPAN EXQUISE(株)(ジャパン・エクスキーズ株式会社)は、三ツ星レストランをターゲットにした日本酒を5つの酒蔵と共同で開発、10/5からパリにて販売を開始します。
海外における日本酒市場の更なる拡大に向けた課題
近年、海外における日本文化、日本食の認知度は高まっており、それに併せて日本酒の輸出量も年々増加しています。
しかし、提供場所は主に和食店に限られ、消費も現地在住の日本人や日本人旅行者が中心。現地の食文化に溶け込んでいるとは言い難い状況となっています。
ワインは世界中で食中酒として受け入れられていますが、日本酒が更に市場を拡大し、世界中の食通に親しんでもらうためには、ワイン同様に日本酒もあらゆる料理とマッチングできる酒であるということをアピールし、和食店以外での浸透を図る必要があります。
三ツ星フレンチの目線からSakéを再定義
上記課題への方策として、食の最高峰であるミシュラン三ツ星のフレンチ料理店での導入を念頭に、新たな日本酒を開発しました。
開発は世界で一番ミシュランの星を持つシェフ、故ジョエル・ロブションの息子であるルイ・ロブション安部が担当。酒米の田植えや稲刈りや酵母の選定にも参加、原料となる酒米の調達や最終的な味の決定を行うなど、酒蔵様と共同で開発を行いました。
また味だけではなく、フレンチレストランでの提供を念頭にボトルやラベルのデザインなど決定、三ツ星でのサービスおよびその顧客層を想定し、「Saké」という飲料を再定義しました。
今回販売を開始するのは以下の5蔵・6商品となります。
パリの三ツ星から販売を開始
これらのSakéは既にジョエル・ロブション、アラン・デュカス、パヴィヨン・ルドワイヤン(いずれもパリ)といった三ツ星での導入が決定、10/5、パヴィヨン・ルドワイヤンにて発表記念ディナーを開催、10/7にはパリ・シャンゼリゼのジョエル・ロブションにて、フランスの著名シェフやソムリエ、ジャーナリストを招いたメーカーズランチを開催します。続いて10/20にはモナコのジョエル・ロブション経営の和食店YOSHIでも、記念ディナーを開催する予定となっています。
11月から日本、台湾、中国など、アジアの三ツ星レストランへの展開を予定しており、11月上旬には恵比寿のシャトー・レストラン ジョエル・ロブションにて、記念ディナーを開催する予定となっています。