コーラの実やシナモン、バニラビーンズなどのスパイスからつくられたクラフトコーラの専門店「伊良コーラ(いよしコーラ)」が、世界で初めて東京に誕生します。
■「伊良コーラ(いよしコーラ)」について
伊良コーラの代表を務める「コーラ小林」の祖父、伊東良太郎は和漢方職人でした。
彼が昭和29年に開業した和漢方工場の名は「伊良葯工(いよしやっこう)」。
今は亡き伊東良太郎の魂を受け継ぎ、「伊良コーラ」は誕生しました。クラフトコーラの製造工程には「コーラ小林」が祖父から直伝された調合技術がつまっています。
「伊良コーラ」は毎週土日限定で、キッチンカーで東京都内を中心にて移動販売を行っています。
■クラフトコーラについて
「伊良コーラ」は、100年以上も前のオリジナルコーラレシピに基づいて作られた、生のクラフトコーラです。
そもそもコーラの語源は西アフリカ原産の植物「コラの木」から由来しています。
「伊良コーラ」はこのコラの木の果実である生のコーラナッツや、カルダモンやナツメグなどの10種類以上のスパイスと柑橘類を最高の割合で混ぜ合わせて作られており、スパイスが効いたやさしいフレーバーをしています。
また、これらの複雑なスパイスの調合により、「伊良コーラ」には新陳代謝を促進したり、疲労回復を早めたりする効果があります。滋養強壮として、また、運動後や日の光をたっぷりと浴びて頑張った体に最高です。
■「伊良コーラ」誕生のきっかけ(「コーラ小林」が伝えたいこと)
「コーラ小林」は幼少のころから自然に興味を示し、野原で薬草を見つけてきては自己流に調合をするような少年でした。
そして小学生の頃には、しばしば祖父の調合の手伝いをしておりました。
しかし、中学にあがると、漢方の匂いが体中に染み付き、汚れていく、祖父との共同作業は心なしか次第に避けるようになっていきました。
そして、医者や弁護士など、いわゆる「社会的地位のある職業」に憧れを持ち、人がカッコいいと言うものをカッコいいと言うような、他人のものさしで生きる人間になっていきました。
そんな「コーラ小林」に転機が訪れたのは20歳前半での世界放浪と、その後の会社員生活でした。
この経験により、「仕事に貴賎はない。自分の才能と能力をかけて、誇りをもって行う仕事こそ最上の仕事だ」ということに気づくことができました。
今思い返すと、祖父の体に染み付いた漢方のにおいやスパイスで汚れたしわくちゃな手、そんな全てがとてもかっこよく、輝いて見えます。
ですが、そのことに気づいた時、祖父は体を悪くし、引退をし、他界していました。
祖父亡き今、私は大好きなコーラに祖父から授かった調合技術のエッセンスという宝物を注入し、この手で次代に残していきたいと思っています。
出展概要
表参道のフォーマーズマーケット@国連大学を中心に出店しています。
(9月の出店予定 ※最新の予定はinstagramをご覧ください)
9月08日(土)太陽のマルシェ(東京都中央区勝どき)
9月09日(日)ファーマーズマーケット@国連大学(東京都渋谷区神宮前)
9月15日(土)ファーマーズマーケット@国連大学(東京都渋谷区神宮前)
9月16日(日)ファーマーズマーケット@国連大学(東京都渋谷区神宮前)
9月23日(日)オトナのパンタスティック!! @コクーンシティ(埼玉県さいたま市大宮)
9月29日(日)ファーマーズマーケット@国連大学(東京都渋谷区神宮前)