ASlink(アスリンク)株式会社(本社:東京都中央区銀座 代表取締役:モハマド・シャーミン)は本日(2014年12月19日)、東京・赤坂に完全ハラル認証レストラン「東京ハラルレストラン」第一号店をグランドオープンしたことを発表した。
「オープニングキャンペーン」として、「ハラル若鶏のローストプレートランチ」などのランチメニューがすべて500円も開催中。(ランチライム限定・12月末まで)
ムスリム(イスラム教徒)の方々は、宗教上の理由からアルコールや豚由来の食品を口にすることができないため、代表をつとめるシャーミン氏は、「中東やアセアン諸国の方々も日本で安心して食べられる食を提供したい」という思いから、イスラム教で「許されたもの」を意味する「ハラル」認証の取得を決意した。
「ハラル」認証取得には、酒類の提供をしないこと、ハラル専用のキッチンを常備し、食品はハラルのみ、ムスリムの従業員を有すること等のさまざまな条件をクリアする必要があり、認証団体には和牛のドバイ方面輸出などの実績がある宗教法人日本イスラーム文化センター(本部:東京都豊島区南大塚 代表:アキール会長)が担当している。
通常、和食にはみりんなどを多用するが、ムスリム向けにはこうした調味料が使えないため、代わりに砂糖やハチミツを使用するなどして味わいが変わらないような食材や調理法の工夫がされている。
先行して行われた内覧会では、日本初となる「完全おせち三段重(税込30,000円)もお披露目され、自家製テリーヌやローストビーフなどの一の重(洋風)、黒豆やこんぶ巻きの詰まった二の重(和風)、牛ほほ肉やスパイシーチキンの三の重(インド風)の豪華なハラルおせちも注目を集めた。
日本滞在中のイスラム教徒の方々が、一緒に日本のお正月を楽しめるようにという配慮から要望が寄せられたもので、趣きの異なる多文化のおせちとして日本人も楽しめるものとなっている。(注文申込は12月21日(日)まで)
今後は日本在住のイスラム教徒及び日本国内ムスリム旅行者向け、また企業や大使館など接待やパーティー需要も見込んでいる。
また同社では、レストランのオープンに先駆けてハラル弁当やケータリング事業を行う「東京ハラルデリ」も10月より開始。ホテルや病院などからすでに注文が寄せられている。同社取締役の江口明宏氏は「今後、ハラルがもっと当たり前になるようにしたい」と今後にかける思いを明かした。
ASlink(アスリンク)株式会社はレストラン事業のほか、中近東・バングラデシュ等との商社業務を行っている。日本のハラル認証取得品を現地に輸出する関連から、東京ハラルレストランはハラル認証製品のショールームも兼ねており、店内にはお茶、海苔、調味料、加工食品などさまざまなハラル認証取得製品が並ぶ。
●東京ハラルレストラン
住所:東京都港区赤坂2‐13‐8赤坂ロイヤルプラザB1F
東京メトロ「赤坂」駅 2番出口徒歩2分
TEL:03-6459-1721
営業時間:LUNCH 11:30-14:00(L.O.13:30)
DINNER 17:00-23:00(L.O.22:00)
休業日:土日祝(貸切は営業)
席数:30席(着席時)
http://aslink.tokyo/restaurant
●東京ハラルデリ
http://halal-delivery.tokyo/
TEL:03-6459-1721
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