株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村吉弘)が企画編集するクーポンマガジン『HOT PEPPER』は、日本を訪れる観光客の数で上位6位までの国と地域(中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ)の訪日観光経験者を対象に、日本観光における「食」に関するアンケートを行い、結果を発表した。
【アンケート調査概要】
■調査名:訪日旅行者の実態調査(『HOT PEPPER』調べ)
■調査目的:調査対象6つの国と地域の、訪日観光者の行動や意識の実態を把握する
■調査方法:インターネットによる調査
■調査時期:2014年8月25日(月)~9月3日(水)
■調査対象:
過去1年以内に日本を旅行したことのある、20~59歳の男女
中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ
(JNTO「訪日外客数総数」を参考に2014年5月の客数上位6つの国と地域を抽出)
■調査内容:過去1年間での訪日旅行・飲食・美容経験、次回の訪日意向
■有効回答数:600名(中国、台湾、香港、韓国、タイ、アメリカ各100名)
【日本の魅力は、買い物や寺社巡りを押さえ「食」がトップに】
日本政府観光局は11月19日、訪日観光客の数が今年1月から10月までの累計で1100万9000名を上回り、早くも年間の過去最高を更新したと発表した。6年後の東京オリンピックを控え、訪日観光客はますます増えると予想されている。同社では、過去1年以内に日本に観光目的で訪日経験がある600名の外国人に対しアンケート調査を実施。その中で、「日本に来た際の観光目的は何か」という質問をしたところ「日本食を楽しむ」が買い物や寺社巡りを押さえてトップとなった。
食事をした後の満足度については、「満足」「やや満足」と答えた人が95%にのぼり(参考項目参照)、日本食が日本観光の重要な目的になっていることが明らかとなった。
【ラーメン、お好み焼きなど日本の“大衆食“を楽しむ訪日観光客】
“外国人が好む日本食“といえば、かつては寿司や天ぷらが定番のイメージであった。ところが今回、「実際、どんな飲食店で食事をしたか」と聞いたところ、半数近くが「ラーメン店」に行ったと回答。
実際に食べたメニューで、おいしかったものは何か」という問いでも「ラーメン」が1位となった。国・地域別にみると、ラーメンは中国以外の全ての国と地域で上位3位以内に入り、香港、台湾、タイ、アメリカでは1位。なかでも香港は半数近くが支持する結果となっている。日本で独自の進化を遂げたラーメンは、訪日観光客にとって寿司・天ぷらに代わる「日本食の定番」になりつつあるようだ。
また、人気メニューのにぎり寿司やそばをおさえて、お好み焼きが9位、たこ焼きが11位に入り、訪日観光客が日本固有のファストフードともいえるソース味メニューの“大衆食“を楽しんだ姿が伺えた。
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