チョコビールに新作「杏仁」誕生、本物の杏仁だけを使って“もっちり”濃厚な飲み口を実現。

投稿日:2017/12/07 16:19 更新日:

神奈川県厚木市の地ビールメーカー、サンクトガーレン有限会社は2018年1月11日(木)よりバレンタイン向けのチョコレート風味ビール、通称“チョコビール”を発売する。

発売13年目となる「インペリアルチョコレートスタウト」をはじめ、100kg の杏仁を使用した 2018 年限定フレーバーチョコビール「杏仁チョコレートスタウト」など4種類で一斉発売。

通称“チョコビール”だが、お菓子のチョコレートを使った甘いビールではなく、ビールの原料だけでチョコレート風味を引き出したビール。

通常のビールに使うベース麦芽は約85度で焙煎しているが、チョコビールに使う麦芽は約160度の高温で焙煎している。ベース麦芽が焦げる寸前の状態で、色はダークな茶色。かじるとほろ苦いビターチョコのような風味がすることからチョコレート麦芽と呼ばれている。
そのチョコレート麦芽でダークな色や、カカオのような香ばしい香り、ビターチョコやコーヒーを思わすほろ苦さを引き出したのがこのチョコビール。

商品概要


【商品名】インペリアルチョコレートスタウト 【アルコール】9% 【価格600円
2006年より毎年バレンタインシーズンに限定販売している“チョコビール”の代名詞的商品。
通常の黒ビールの2.5倍以上の原料を使用しているにも関わらず、1回の仕込みで通常ビールの半分程度しか量が出来ない、超特濃ビール。
泡はシェイクのように固く真っ黒。フルボディの赤ワインに負けない飲み応えがあり、「まるで飲むチョコレートケーキ」と感想が寄せられたほど。アルコールが 9%と高く、ワインのように2年間熟成が可能。

 


【商品名】杏仁チョコレートスタウト 【アルコール】6.5% 【価格】500円
杏仁豆腐の原料としてお馴染みの杏仁を使ったチョコビールです。日本で市販されている杏仁豆腐は杏仁と似た風味を持つアーモンドパウダーやエッセンスで代用されているものが少なくないが、このビールには本物の杏仁だけを使用。
1回の仕込みに使っている杏仁は 100kg。醸造の直前に細かく砕いて、麦汁に投入している。
麦芽化していない麦を数種類使用し、もっちり濃密な飲み口を表現。さらに乳糖でミルキーな風味をプラス。

 


【商品名】オレンジチョコレートスタウト 【アルコール】6.5% 【価格】500円
オレンジピールにチョコレートをコーティングしたお菓子“オランジェ”をイメージしたビール。マーマレードの原料 、橙(だいだい)オレンジを皮ごと細かく刻み、ジャムをつくるように長時間煮込んで風味を凝縮。それをビールのもとになる麦汁に合わせて発酵させた。
橙は神奈川産す。オレンジの皮も実も丸ごと使用しているため、マーマレードのような柑橘の皮の苦味が後味に残る。

 


【商品名】スイートバニラスタウト 【アルコール】6.5% 【価格】429円
エスプレッソのように濃厚な黒ビールにバニラの香りを溶け込ませた。エッセンスなどの人工物は添加せず、一流パティシエも使用する パプアニューギニア産のAグレードバニラを使用。飲み口は甘くまったりで、後口はバニラチョコのよう。

 

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