農業系カフェに新感覚「ほうじ茶×ラーメン」が登場、お茶農家こだわりの一杯。

投稿日:2017/10/25 11:21 更新日:

京都府・和束町にてお茶を生産する農業法人「D-matcha株式会社」は、和束町にて運営するカフェ「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」にて、抹茶の原料となる碾茶(てんちゃ)を焙じた「碾茶ほうじ茶」と「ほうじ茶パウダー」をふんだんに使用した「鶏白湯・ほうじちゃ―めんセット」の販売を開始した。

D-matcha株式会社は、和束町で茶業を営む農業法人で、2017年4月にカフェ「d:matcha Kyoto CAFE&KITCHEN」をオープンして以来、和束町でとれた日本茶をふんだんにつかったフード・スイーツを提供してきた。
10月の新メニューとして、肌寒くなってくる秋に温かさが嬉しい「ラーメン」をお茶農家なりにアレンジ。近年人気が高まってきている「ほうじ茶」をふんだんに使用した「鶏白湯・ほうじちゃーめん」の発売を開始した。

「鶏白湯・ほうじちゃーめん」


丸鶏からとった黄金色の鶏白湯スープに、京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂(ていがく)」謹製の、低加水で歯切れのよい細麺をあわせた。ラーメンの具材には、碾茶(てんちゃ)ほうじ茶、鶏むねチャーシューほうじ茶パウダーまぶし、煮卵、もやしが添えられている。

碾茶(てんちゃ)とは抹茶の原料となる茶葉を指す。煎茶とは異なり、製造の過程で「揉む」ことがないために茶葉はヒラヒラと枯れ葉状になることが特徴。碾茶を石臼などで挽いて粉末状になったものが「抹茶」であり、碾茶の状態で消費者へ流通することはほとんどない。

D-matchaではこの碾茶を贅沢にほうじ茶にした。碾茶ほうじ茶には、焙煎された香ばしさとサクサク食感がプラスされている。碾茶をほうじ茶に加工することはお茶業界でもあまり例のない取り組みで、自社で保有する焙じ機械によって度重なる試作を行い、口にしたときに香ばしさと食感を楽しめる絶妙な焙じ具合を追及した。碾茶ほうじ茶は、濃厚な鶏白湯スープと細麺と絡まったときに絶妙にマッチするような状態に仕上げられている。

ほうじ茶葉を挽き、パウダー状にしたものがほうじ茶パウダー。一般的には、近年人気が高まっているほうじ茶スイーツを作る際に使用され、D-matchaでも「ほうじ茶アイス」や「ほうじ茶クッキー」をつくる際に使用している。

「鶏白湯・ほうじちゃーめん」では、ほうじ茶パウダーを鶏むねチャーシューに贅沢にまぶしている。ラーメンを食べ進めるとともに、黄金色であった鶏白湯スープにほうじ茶パウダーが溶け込み、食べ終わる頃には濃いこげ茶色のスープへと変化する。味わいはもちろん、見た目にも変化を楽しみながら食べることができる。

メニュー概要

名称:鶏白湯・ほうじちゃーめんセット
価格:1350円(税込)
内容:鶏白湯・ほうじちゃーめん+サラダ+ドリンク(抹茶オレorコーヒーor生姜ほうじ茶)

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