「ミシュランガイド東京2015」セレクション発表。低価格帯ビブグルマンに213店が初登場。

投稿日:2014/12/02 19:42 更新日:

日本ミシュランタイヤ株式会社(東京都新宿区 代表取締役社長:ベルナール・デルマス)は東京エリアの飲食店・レストランと宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド東京2015」のセレクションを発表した。
「ミシュランガイド東京2015」は12月5日(金)に発売され、発売に先駆け本日(2014年12月2日)15時30分に、ウェブサイト「ミシュランガイド・デジタル」のセレクションも更新された。

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■主なセレクション

三つ星:12軒の飲食店・レストラン
まき村(日本料理)が二つ星から三つ星へ昇格

二つ星:53軒の飲食店・レストラン
3軒の飲食店・レストランが一つ星から二つ星へ昇格
2軒の飲食店・レストランが初登場

一つ星:161軒の飲食店・レストラン
2軒の飲食店・レストランがビブグルマンから一つ星へ昇格
17軒のレストランが初登場

ビブグルマン:325軒の飲食店・レストラン
213軒の飲食店・レストランが初登場
和食から22の料理カテゴリーが掲載

・一つ星:そのカテゴリーで特においしい料理
・二つ星:遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
・三つ星:そのために旅行する価値がある卓越した料理
また「ミシュランガイド東京2015」では、星が付かないお店の中でも5,000円で食事ができる、コストパフォーマンスが高いおすすめの飲食店・レストランにビブグルマンマークがつけられている。

■ビブグルマン
昨年より東京エリアのセレクションにビブグルマンが登場した。昨年はフランス料理とイタリア料理の2つのカテゴリーだけが対象だったが、今年より新たに和食のカテゴリーが加わった。全部で22種類もの和食に該当するカテゴリーが掲載され、非常にバラエティに富んだ内容となっている。
ビブグルマンは良質な料理を手ごろな価格で楽しめる店を紹介する役目を担っており、世界で発行されるミシュランガイドにはすべてビブグルマンが掲載され、海外ではすでに多くの読者に親しまれている。

<今回ビブグルマンとして掲載された和食に該当する料理カテゴリー>
穴子、居酒屋、うどん、うなぎ、お好み焼、おでん、おばんざい、串揚げ、寿司、すき焼、蕎麦、鉄板焼、天ぷら、ちゃんこ鍋(初)、どじょう(初)、鳥料理、とんかつ、肉料理、日本料理、焼鳥、洋食、ラーメン

※(初)が付いているカテゴリーについては、ミシュランガイドとして初めて掲載されるカテゴリー。

日本ミシュランタイヤ株式会社 代表取締役社長のベルナール・デルマスは、「2007年に『ミシュランガイド東京2008』を刊行してから、今年で8年目を迎えた。今回は『ミシュランガイド東京2015』としてエリアを東京に絞り、昨年から登場したビブグルマンの対象カテゴリーに和食が追加されより充実したセレクションになっている。
「ミシュランガイド・デジタル」も来春「Club MICHELIN」として機能をさらに充実させ、よりよいサービスを提供できるよう準備を進めており、ミシュランガイドの調査員を始め関係者一同、全力を注いでいきたいとしている。

ミシュランガイド総責任者のマイケル・エリスは、次のようにコメントした。
「東京エリアのビブグルマンに和食のカテゴリーが加わったことをとても嬉しく思います。和食は昨年ユネスコの無形文化遺産にも登録され、世界的にも注目を集めています。『ミシュランガイド東京2015』に掲載された飲食店・レストランのうち60%以上が和食のカテゴリーに該当します。また東京は和食以外でも料理のレベルが非常に高いといえます。『ミシュランガイド東京2015』に掲載されている料理カテゴリーは、全体で31種類と非常にバラエティに富んでいます。まさに東京は世界各国の美食が集まる街ということを物語っていると思います。」

■発売概要
タイトル:
ミシュランガイド東京2015
発売日:2014年12月5日(金)
価格:本体3,000円+税、(税込3,240円)
ISBNコード:978-4-904337-10-3
発行:日本ミシュランタイヤ株式会社
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■「ミシュランガイド・デジタル」概要
アドレス:http://michelinguide.gnavi.co.jp (PC&スマートフォン対応)
主な機能:ミシュランガイド掲載店の閲覧・検索、ブックマーク機能、店舗情報メール送信機能、地図閲覧・印刷機能、など
価格:年間2,376円(税込)もしくは、月額216円(税込)※書籍購入者は年間1,620円(税込)

ミシュランガイドについて
1900年8月、最初のミシュランガイド・フランス版が発行された。
当初、運転手のために作成されたこのガイドには、タイヤの使い方と修理方法、自動車修理工場のリスト、ガソリンスタンドや、ホテルやレストランなどの実用的な情報が満載されていた。ミシュラン兄弟が目指したのは、自動車の活用を促進し、ひいてはタイヤ市場を発展させていくために、旅をより安全で楽しいものにすること、つまり、モビリティを向上させること。これは現在もミシュランの地図、ガイドなどの各種刊行物に共通の目標になっている。1926年、「おいしい料理を星の数で表す」評価法がスタートしました。ミシュランガイドはまたたく間に美食ガイドの代表格へとなった。1911年、ヨーロッパ中を網羅したガイドブックが完成し、2006年、大西洋を渡り、ニューヨーク版、その後2007年以降、サンフランシスコ、ラスベガス、シカゴ版が次々と発行されアメリカでも旅の範囲を広げている。2007年、アジアで初めてのミシュランガイド東京版が発行、2年後に、ミシュランガイド京都・大阪版が発行となり、2009年香港・マカオ版が発行され世界一周を成し遂げた。

ミシュランガイドでは、飲食店・レストランのおもてなし、しつらえ、器など、内装や外観、サービスなどの「快適度」を6段階で表している。ホテルの快適度は(パビリオンマーク)で表されている。

ミシュランガイドの調査はミシュランの社員であり、ホテル・レストラン業界の専門知識を持つ専任のミシュランガイドの調査員達により匿名で行われている。全てのミシュランガイドの調査員は、料理やサービスの勘定を自分自身で支払う。星の評価の基準は、世界中どこにおいても、ミシュランガイドの対象国である他の23カ国と同じ。同一の基準で判断することにより、ミシュランの星は世界中どこでも同じ価値を持つとしている。つまり、東京の一つ星の飲食店・レストランは、ニューヨークまたはパリの一つ星と同じ価値を持つ。
その同一の基準として、下記5つの評価基準を公開している。
・素材の質
・調理技術の高さと味付けの完成度
・料理の独創性
・コストパフォーマンス
・常に安定した料理全体の一貫性

これらの基準は、日本料理をはじめとする、あらゆる種類の料理に適用することができるとしている。

ミシュランについて
11万1,200人の従業員を擁し、170カ国以上で事業を展開するミシュランは、タイヤ製造の世界的なリーダーです。持続可能なモビリティの向上を常に追求し、五大陸17カ国の67カ所の製造拠点で、航空機、自動車、自転車、建設用機械、農業用機械、トラック、モーターサイクルなどのあらゆる種類のタイヤを製造し、販売しています。また、旅行ガイド、ホテル・レストランガイド、地図、ロードアトラスを発行するとともに、電子モビリティサポートサービスのViaMichelin.comを提供しています。研究開発は、ヨーロッパ、米国と日本(群馬県太田市)にあるテクノロジーセンターで行っています。

日本のミシュランについて
ミシュランの日本における歩みは、1964年9月17日つまり東京オリンピック開幕を23日前に開通した、浜松町・羽田空港間に新設されたモノレールへのミシュランスチールラジアル“X”タイヤの採用から始まりました。日本ミシュランタイヤの歴史は東京オリンピックとともに始まったといっても過言ではありません。日本ミシュランタイヤは、日本とアジア向けの乗用車用タイヤの研究開発を担うとともに、モーターサイクル用、乗用車・ライトトラック用、トラック・バス用から、航空機用、建設機械・農業機械用まで、幅広いレンジのタイヤを取り扱い、ガイドブック事業、ライセンスビジネスも展開しています。

©MICHELIN

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