30代女性の約7割が必ず朝食を摂る傾向。20~30代女性の朝食事情に関する調査結果をサトウ食品が発表。

投稿日:2014/11/28 14:18 更新日:

佐藤食品工業株式会社(本社/新潟市、代表取締役社長/佐藤 元) は、全国の20~30代女性412名を対象に、『女性の朝食事情に関する意識調査』を実施したことを発表した。

12月も間近となり、全国でも徐々にお正月準備が始まるシーズンが到来。同社でも11月7日(金)に2014年度の鏡餅を初出荷する出発式を行った。お正月は年間を通じてもっとも餅が消費される時期であり、多くの人が最も餅を食べることが多い時期である。また、それに伴い「冬太り」を気にする女性も多くなる時期。今回の調査は、そんな時期を迎えるにあたって20~30代女性の食事事情やダイエット事情に加え、餅に対する意識と実態を明らかにすることを目的に実施したとしている。

【調査結果サマリー】

■20代では約5割、30代では約7割が毎朝必ず朝食を食べる。
20代は時間が無く手軽さ重視、30代は腹もちと健康を期待。

「朝食は毎朝欠かさず食べているか」という質問に対し、20代女性では約5割、30代女性では約7割が「毎朝欠かさずに食べる」と回答。朝の主食に求める要素を20代と30代で比較した際の特徴として、20代が「短時間で食べられること」「とりあえずなにか食べること」を重視するのに対して、30代では「腹もちのよさ」「健康に良いこと」を求める傾向がみられた。
このことから、20代女性は時間が無い朝は手軽に朝食を済またいと考える傾向があるのに対して、30代女性は朝食を食べることによって得られるメリットに期待していることが分かった。


■イマドキ女子の6割以上が「炭水化物抜きダイエット」実施経験あり。
炭水化物を抜いた時の悪影響、第1位は「イライラするようになった」。

「これまでに挑戦したことのあるダイエットをすべて選ぶ」という質問に対しては、6割以上の20~30代女性が「炭水化物抜きダイエット」と回答。さらに、炭水化物抜きダイエット経験者の中で「炭水化物を減らす・抜くことによる影響は何かありましたか」という質問に対して悪い影響があったと回答したのは全体の約7割に上り、感じた影響の上位3項目は「イライラするようになった」「集中力がなくなった」「肌が荒れた」という結果が出た。
炭水化物抜きダイエットはダイエットの手段として定番になってきているが、イライラや集中力不足の原因となり、美容への悪影響もあるため、心と身体に負担が生じるダイエット方法であると言えるとしている。


■20~30代女性の7割が餅は体に良くないと認識。
専門家によると餅を食べることはメリット多数で美容と健康に良い。

「お餅を食べることは美容と健康にいいと思うか」という質問に対して、「全く思わない」「あまり思わない」と回答した20~30代女性は約7割になり、炭水化物である餅に対して健康的なイメージを持っている20~30代女性は非常に少ないことが分かった。
しかし、管理栄養士の柴田真希氏によると、食事は炭水化物、たんぱく質、脂質の3要素のバランスが大切なため、炭水化物を減らすことでむしろ身体に悪影響が生じるとのこと。また、炭水化物を摂取する食材のひとつとして餅がおすすめであるとしている。
理由は原材料が米(もち米)と水のみで添加物も一切入っていない安心なエネルギー源であり、栄養以外の側面でも「よく噛んで」食べることができるので顔周りのシェイプアップになったり、血流が良くなって血色がよくなったり、唾液がよく出て消化が良くなったりと、いいことずくめ。毎食のお餅で毎回エクササイズする方がよっぽど効果的であるとも述べている。

■1ヶ月に数食以上餅を食べる『モチもち女子』が登場、2人に1人は美容と健康のために餅を食べる。
腹もちの良さを朝食に求める30代女子は『モチもち女子』予備軍か。

餅を食べる頻度を調査した結果、お正月などの特別なタイミング以外でも、月に数食以上餅を食べる20~30代女性『モチもち女子』が存在することが分かった。さらに『モチもち女子』に対して「お餅を食べることは美容と健康にいいと思うか」と質問したところ、2人に1人が「よいと思う」と答え、『モチもち女子』の多くが単なる餅好きの女性ではなく、餅を食べることに美容と健康へのメリットを期待していることが分かった。
餅を食べることは美容と健康に良い影響を及ぼすことに加え、腹もちがよい食材であることから、朝の主食に「健康によいこと」と「腹もちの良さ」を求める割合が多い30代女性には最適な食材と言える。これからお正月をピークに餅の消費量が増加するシーズンを迎えるにあたって、30代女性の間で『モチもち女子』が増えていく可能性があるとしている。

■専門家コメント:朝ごはんのお餅が健康とキレイの秘密
「エネルギー(カロリー)とは、炭水化物、たんぱく質、脂質のエネルギー値の合計です。炭水化物は良くない、というイメージもあるかと思いますが炭水化物を減らすと、たんぱく質と脂質の割合が増えます。油の割合が増えすぎても良くないですよね。要するに大切なのはバランスです。全体の食事の50%以上は炭水化物から摂取した方が良いとされています。
そんな炭水化物の中でもおすすめなのがお餅。原材料が米(もち米)と水のみで添加物も一切入っていない安心なエネルギー源です。朝ごはんにお餅を食べると脳のはたらきも良くなり、勉強や仕事がはかどります。そして、栄養以外にも「よく噛んで」食べることができるので顔周りのシェイプアップになったり、血流が良くなって血色がよくなったり、唾液がよく出て消化が良くなったりといいことずくめ。たまにのエステに行くよりも、毎食のお餅で毎回エクササイズする方がよっぽど効果的です。
味もシンプルで淡白なので和風から洋風、中華やスイーツなど どんな食材にも合うのが嬉しいですね。煮ても、焼いても、トースターやレンジでも、簡単に調理できるので朝食にもぴったりです。毎日の朝ごはんを食べない人はまず食べること、パン食の人はお餅にチェンジすることで日々の健康やキレイのきっかけに作りにしてみてはいかがでしょうか?」(原文まま)

<柴田 真希(しばた まき)>
管理栄養士 女子栄養大学短期大学部卒。
給食管理、栄養カウンセリング、食品の企画・開発・営業などの業務に携わり、独立。 日本の食養生や漢方・薬膳などを学び、27年間悩み続けてきた便秘症を「食」の力だけで治す。特に効果的だった「雑穀」食は自ら畑に足を運び、オリジナルのブレンドや料理などの研究を重ね、雑穀ブランド「美穀小町」を立ち上げる。 独立後は管理栄養士以外の様々な食のプロたちを組織化し、LoveTableLabo.を設立。 食品メーカーのメニュー開発やレシピ開発、コンサルティングなどに携わる他、飲食店のメニュー開発や調理指導なども行う。 健康や美容を考慮した提案が好評で「キレイに痩せたきゃ炭水化物を食べなさい」(インプレス)、しっかりごはんとシンプルおかず「おなかやせて定食」(主婦の友社)など炭水化物関連の書籍・レシピ本を執筆。

■朝餅レシピ:美容と健康によい『モチもち女子』の朝餅レシピ

【ほうれん草のもちチーズスクランブルエッグ】

ほうれん草に含まれるビタミンCやβカロテン、チーズに含まれるビタミンB2で美肌効果が期待できる。一皿でお餅の炭水化物、たまごとチーズのたんぱく質、そして野菜がまとめてとれる栄養バランス抜群で朝飯に最適な一品。

●材料
切り餅2個、ほうれん草1/2束(100g)、ミニトマト6個、たまご3個、溶けるチーズ40g、
塩・こしょう少々、オリーブオイル小さじ2

【温野菜サラダのもちもちクリーミーソースがけ】

女子に嬉しいイソフラボンを豊富に含み、かぼちゃ、ブロッコリー、かぶに含まれる注目のビタミンACE(エース)は、美容、美肌、ストレス軽減、血行促進、アンチエイジングに効果を発揮する女子の必須ビタミン。

●材料
切り餅2個、だし汁1/2カップ、白味噌大さじ1、塩小さじ1/4、こしょう少々、豆乳1/2カップ、
かぼちゃ100g、ブロッコリー6房(60g)、かぶ2個(160g)

【きのこたっぷり餅のゆず胡椒スープ】

隠し味の柚子胡椒の効果でからだの芯から温まるため、冷え症対策に効果を発揮。きのこに豊富に含まれる食物繊維を摂取して、健康的に炭水化物をとりながらダイエットができる。

●材料
切り餅2個、きのこ(エリンギ、えのき、しめじ)あわせて100g、にんじん1/8本(20g)、
小ねぎ3本(15g)、だし汁2カップ、ゆず胡椒小さじ1/2、薄口しょうゆ小さじ1/2、
塩小さじ1/4、白ごま小さじ1/2、ごま油小さじ1/2

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