株式会社ローソンは、7月3日（月）よりオフィス内で菓子やカップ麺などをセルフ販売する設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」に交通系電子マネー専用セルフレジ（以下「セルフレジ」）を導入し、非現金化で東京都23区内先行で開始する。
職場環境向上の一環として、手軽にオフィス内で食品などが購入できるサービスのニーズが高まっている。ローソンでは2016年5月より実験として6企業で、現金による設置型オフィスコンビニを導入していた。
今回初めて導入するセルフレジは、ブリッジ・モーション・トゥモロー株式会社が開発した無線セルフレジで、買い物の支払いには現金の取扱いは行わず、Suica（※1）やPASMO（※2）などの交通系電子マネーのみが利用可能。商品の販売や管理、物流はBMTが行う。
（※1）「Suica」は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
（※2）「PASMO」は株式会社パスモの登録商標です。
現金の取扱いがないことで、実店舗と同じ価格設定ができ、様々な価格帯の商品の販売が可能に。オプションとして、小型冷蔵庫と冷凍庫、簡易版のコーヒーマシンの設置もでき、ニーズに合わせた商品の展開ができる。
7月末で約100ヶ所の導入を予定しており、将来的にはフランチャイズ加盟店からの配送を検討している。