農業生産法人 株式会社松橋農場(所在地:北海道河西郡更別村、代表取締役:松橋泰尋)は、このほど、株式会社リトルワールド(所在地:東京都品川区、代表取締役:斉藤豊)の協力を得て、北海道帯広市に直営レストランである、農家バル「FODDBABY」を11月13日に開店したことを発表した。
農家バル「FOODBABY」は、北海道十勝地方の更別村で牛を育てる畜産農家「松橋農場」が贈る、「十勝の農と食を楽しむ」コンセプトレストランです。バラエティ溢れる野菜、のびのびと育つ豚や牛。「安全で美味しいものを提供したい」その一心の為に、あらゆる工夫やノウハウ、技術で、日々努力とチャレンジを重ねる地域の生産者と、ダイナミックな十勝の大地が育む食材は、フードバレーと呼ばれる地域に相応しい素晴らしいものばかり。
こうした農家の素晴らしい食材を集め、ヨーローパのバルのように気軽に立寄れ、仲間とわいわい、バラエティ溢れる料理でその美味しさを楽しんでもらいたいと考え、農家レストランの新スタイル「農家バル」というコンセプトを考案した。
現在約30の農家から取寄せる食材で作る料理は、300円(税別)の小皿からダイナミックな肉料理まで約100種類。生産者に実際に当店で試食してもらい、料理の仕上げを行い、お客への一言をメニューに記載する事で、生産者の想いや生の声をテーブルまで届けられるようにした。またオリジナルのブランデースプリッツァ他、十勝産のワインや焼酎、カクテルまでドリンクも約80種類と、予算やTPOに合わせて幅広く楽しめる。
<生産者直営店ならでは〜生育と共にし「命を感じるメニュー」の導入>
まだ生きている牛を、レストラン内で販売する取組みにチャレンジする。
具体的には、「牛の育成を共にするメニュー」を店内で申込むと、定期的に牛の育成を農場で実際に見る事ができたり、メールで映像が届いたりと、生育の過程を共に実感する事ができる。成長後のフィレなどの部位の確保が確約される他、希少部位をお裾分けする抽選会なども定期的に行い、牛の健やかな成長を心待ちにする仕組みとした。屠畜前にはお別れ会を開催し、感謝の気持ちと共に長い時間を共にした牛との別れの時を迎える。その後は同店や自宅でその肉を食する。命を貰い、食べる事で自らの明日の生命を維持している事実を受け入れ、改めて感謝や生きる喜びを感じる機会を提供できれば、と考えているとのこと。
日常の中で、食や命の大切さを感じる機会は余りなく、生産者直営だからこそ提供できる食体験の提供を行っていく。
<6次産業化の拠点にも>
農家バルは農家の美味しさ溢れるレストランとしての顔の他、地域の農家の6次産業化の拠点となる事を目指している。キッチンのアイドルタイムを用いて加工品を開発したり、全国のバイヤーのショールーム的な機能を目指す他、これまで困難だった農家からの食材配送も、上記提携農家の集荷を定期的に独自に行う事で、食材を一同に集め、まとめて全国のレストランや個人宅に配送できる仕組みを作った。開店前にも関わらず話を聞いた有名シェフが東京都内より駆けつけ、様々な食材を掘り出し、自店に持ち帰る等の事例も既に出ており、今後より多くの食に携わる人々と関係を深めて行きたいと考えているとのこと。
◆レストラン名称:農家バル FOODBABY
◆住所:北海道帯広市西2条南9-20-1 共同ビル2F
◆予約電話番号:0155-94-3976
◆営業日:月〜土曜(⽇曜はイベント等で不定期営業)
◆営業時間:18時~午前0時、金・土はAM2時まで
◆店舗URL: http://www.nouka-bar.com
◆店舗ブログ:http://ameblo.jp/foodbaby-tokachi
◆開店日:2014年11月13日(木)
◆広さ/席数:約93平方メートル/40席
<松橋農場について>
北海道十勝管内の更別村で約100年前から農業を営み、畑作(ジャガイモや豆類、小麦など)、乳牛、肉牛(黒毛和牛)繁殖と肥育の3つを営んでいる。「農業は世界の成長産業」と捉え、十勝の自然の恵みと技術力を活かし、安心安全な食の提供を行っていく。次世代の子供達が「農業がなりたい職業NO.1」になるような農場にすることを目標としている。
<株式会社リトルワールドについて>
コンテンツプロデューサー/6次産業化プランナーの斉藤豊が、音楽コンテンツ流通会社の経営、国民的アイドルグループのコンセプトカフェのプロデュース等を経て、コンテンツのノウハウで食の生産者の6次産業化支援を目的に2013年5月に当社設立。食の生産者と消費者をつなぎ、食や体験を提供する事業を展開しており、本件では、店舗全体のプロデュース、6次産業化等のスキーム構築とコーディネートを担っている。
© 2014 by FOOD BABY.
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