国内で有名ラーメン店のラーメン通販最大手の「宅麺.com(http://www.takumen.com/)」を運営するグルメイノベーション株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 井上琢磨)は、2014年11月4日に国内の人気ラーメン店の海外進出支援となるプラットフォームとなるセレクトショップ型ラーメン店「TAKUMEN」の第1号店をシンガポールのサーキュラーロード沿いに正式開業することを発表した。
「TAKUMEN」第1号店では、下記の人気6ブランドのラーメンをブランド名をそのままに、1杯14.9~19.9シンガポールドルで提供する。提供ブランドは、現地の人気に合わせ最長1年スパンで入れ替えながら、日本で人気のラーメン店の味をタイムリーに反映する。
また、同店で人気となったブランドの現地でのスピンアウト出店を支援。同店は、開業に合わせ4店舗分の生産能力を有するセントラルキッチン方式を採用し、国内の「宅麺.com」のノウハウを生かして安定した味の安定供給体制を敷いている。今後は、店舗あたり月商1500万円を目指し、シンガポール国内に1年で10店舗の展開を目指すとともに、近隣のアジア諸国への展開予定であるとしている。
■開業時の提供6ブランド
本田商店(久留米とんこつ)、作田家(横浜家系)、ちばから(二郎系)、らぁめん元(鶏白湯)(※)、ビンギリ(勝浦タンタン麺)、東京スタイルみそらーめん「ど・みそ」
■「TAKUMEN」の背景、人気店=個店のジレンマ
全世界で約1000店舗といわれるラーメン店だが、その多くが日本国内外の資本力を持つチェーン店が占めている。一方で、日本国内では8割以上が個人経営である。そのため、人気店であっても海外進出にかかる数千万円の初期投資や登記や採用といった開業の実務や、人材育成、食材調達、味の品質管理の難しさなどから海外の挑戦が難しいのが現状だ。今回の「TAKUMEN」へのブランド提供では、開業リスクを抑え、1杯売れるごとに一定の割合がブランドへ還元されることで、極めて低リスクでの海外挑戦が可能となる。 また現在、海外では豚骨ラーメンが主流ななかで約1000億円の市場規模にとどまっており、多様な日本のラーメンを提供することで、市場拡大を実現することが可能となる。
<宅麺と海外出店する場合とブランド単体で海外出店する場合の違い>
■代表取締役社長 井上琢磨より
『「宅麺.com」で1軒1軒、足で口説いた日本中の人気ラーメン店、約100ブランドが味方という最高の資産を持つ「TAKUMEN」だからこそ、日本の多様なラーメンを世界に広げていけると考えています。世界の名だたるセレブから旅行者まで、日本のラーメンに夢中で、ラーメン人気は今後も過熱していくのを感じます。2020年のオリンピックで日本を訪れたとき、例えば久留米にある人気店に「TAKUMEN」で本場の味を知った海外の方が列をなす、そんな近い未来を実現できると考えています。』(原文まま)
■店舗詳細
場所:66 CIRCULAR ROAD #01-01, SINGAPORE 049420
営業時間:月〜木:11時30分~15時、17時30分〜22時30分
金曜日:11時30分〜15時、17時30分〜24時
土曜日:17時30分〜24時
日曜日:11時30分〜15時
席数:30席
メニュー:ラーメン6ブランド、ソフトドリンク、ビール
Facebook:https://www.facebook.com/takumen.sg
Web:http://sg.takumen.com/sp/
■「宅麺.com」(http://www.takumen.com/)
全国津々浦々の行列店のラーメン・つけ麺の中から厳選した商品を取り寄せできる通販サイト。 店舗で出されているスープと麺・具材をそのままを冷凍し、自宅で調理することで、これまで店舗しか味わえなかった味を自宅や職場でも堪能できる。 宅麺では、店舗での味をそのまま味わってもらいたいとして、店舗で出しているスープを、濃縮しないストレートスープで提供。冷凍して風味が変わらない商品のみを扱っているので、安心して「お店と同じ味」を提供できるとしている。
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