昭和20年(1945年)、京都で創業し、伝統の京菓子文化を大切に守り続けながらも革新的な商品を開発しつづける株式会社鼓月(本社:京都市伏見区 代表取締役社長:中西 英貴)は、6月より、夏のプレミアムな羊羹『涼羹 紫明』を発売することを発表した。
■商品の特徴
「小豆羹」と「宇治抹茶羹」の同商品は“中のとろりとした濃厚な餡と、まわりを包むさらりとした瑞々しい餡の食感”が特徴の一品。
「暑い夏でも和菓子を食べやすく、かつ餡本来の味わいを存分に楽しめる菓子はできないか」と考え、餡本来の味を楽しめる和菓子として代表的な羊羹を“より特別に”という想いから誕生し、その名前には「山紫水明(※1)の地、京都の夏を届ける」という想いが込められているという。
京都産の高級素材にこだわり、紫かすむ「小豆羹」は“丹波産小豆”、美しく澄み切った「宇治抹茶羹」は“宇治産抹茶”を使用。新感覚な口どけと味わいを実現するため1日300個しか生産できない完全事前予約の商品となっている。
※1)「山は紫にかすみ、川は澄み切っていること。景色の美しいこと」とあり、京都の町は三方を山が囲み、町中を流れる鴨川は大都市の中を流れる川としては例外的によく澄んでいる。特に夕日に映える東山を背景にした鴨川の風景は、古くから多くの人々に愛され、和歌にも詠み込まれている。
■1日300個しか生産できない理由
①新感覚な口どけを生み出すためにはすべて手作業
スプーンを一匙入れると、とろりと溢れだす濃厚な餡は、蒸かしてしまわないよう弱火でじっくり時間をかけ炊き上げ旨味を凝縮させている。濃厚な餡と瑞々しい餡羹の2つの食感が織りなす新感覚な食感は、熟練な職人が手間を惜しまず丁寧な手仕事でこそ得られるこだわりであるという。
②京都の本社工場から作りたてを提供
毎年夏の商品、ギフト用として日持ちのする缶入りの「水羊羹」は1日12,000個生産に対し、同商品は1日300個。すべての工程が職人の手作業のため、作りたてを京都の工場から発送している。
■デザインの特徴
<個包装>
山は紫かすみ、美しく澄み切った“山紫水明”を表現。
<箱>
洗練された白と金のデザイン、重厚感ある印籠式箱。
■販売概要
・商品名 ::涼羹 紫明 (りょうかん しめい)
・価格(税抜):6個入 5,000円 ※別途送料
・販売期間:6月~8月上旬 ※到着日限定
・販売店舗:直営店全店、一部百貨店 (阪神店/京都大丸店/神戸大丸店/博多大丸店/伊勢丹京都店/
京阪守口店/さいか屋横須賀店/武蔵小杉店/グランデュオ蒲田店)
・問合せ:0120-122-262(9:00~17:00)