フランスはジュラ地方、アルボアの地で4代直系、116年の歴史を持つ老舗ショコラブランド「イルサンジェー」は、フランスの夏の定番デザート「バシュラン」を、7月8日(土)より東京ブティックにて提供開始することを発表した。
同ブランドは、フランスでは人間国宝に相当するショコラティエMOFである現当主エドワール・イルサンジェーがその秘伝のレシピを守り、一人ですべてのショコラを手作りしているため、世界にもう1店舗しかない東京ブティックは1日限定7組の完全予約制となっている。
バシュランとは、フランスでは定番の夏に食べるメレンゲでアイスクリームやフルーツをはさんだデザートで、フランスのサヴォワ地方のバシュランという名前は同じ名前のチーズに形や色が似ていることから、そう呼ぶようになったといわれている。
イルサンジェー一族も昔から自宅の付近でとれたフルーツやハチミツなどを使い、ティータイムに家族全員でバシュランを楽しみ夏の暑い時期を過ごしており、アルボアの地元客にもオリジナルの味を堪能してもらいたいとして、夏季のみ本店カフェで販売するようになったという。
このフランス本店でしか食べることができなかった同商品が、ついに東京ブティックでも7月8日(土)より初登場。中身はアイスクリームが2種と季節のフルーツ、同ブランドの刻印がはいったメレンゲ付と贅沢な組み合わせとなっている。
「キャラメル・シトロン」
濃厚なキャラメルをマイナス40度に急速冷凍し、砂糖のみで出来たキャラメルをふんだんに使い、甘みとほろ苦さのきいた濃厚な味わいのキャラメルアイスと、レモンソルベの爽やかなレモンの香りと苦み、つぶつぶとしたピールの触感が楽しめる。
「キャラメル・コーヒー」
コーヒーが好きな現当主、エドワールがコーヒー豆から選んだ一品。芳醇なコーヒーの香りと濃厚な甘みを楽しむことができるコーヒーアイスと濃厚なキャラメルアイスとも絶妙にあうワインとのマリアージュも楽しめる組み合わせ。
上記2種類にはいずれも同ブランドの刻印が入ったオリジナルメレンゲと、それを引き立てるクリームがトッピングされている。
<定番ショコラも登場>
Tous t'chefe(トゥシェフ)
創設者オーギュスト・イルサンジェー創作。116年変わらぬ製法で作られている、もっとも歴史あるショコラ。
Galets(ガレ)
2代目エドワール・イルサンジェー創作。メレンゲでコーティングした、夏でも楽しめるように開発されたショコラ。
Sissi(シシィ)
3代目クロード・イルサンジェー創作。アーモンドプラリネが詰まった甘みの強いショコラ。ワインとのマリアージュがおすすめ。
Cafe' barre(カフェバール)
4代目エドワール・イルサンジェー創作。プラリネ、ガナッシュ、クリームの3層構造からなる、ショコラの常識を覆したケーキのような一品。
また、完売となっていたタブレット「オレンジ」「グレープフルーツ」「ヌガティーヌ」「ローストアーモンド」も入荷。
<イルサンジェー 東京ブティック 店舗情報>
・所在地:東京都渋谷区神宮前4-26-5 1F
・営業時間12:00~19:00
・店休日:火・水曜日