ウエディングプロデュース・レストラン運営の㈱ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長、東証一部、資本金6億円)は、玄関が国の重要文化財に指定されている歴史的洋館「旧桜宮公会堂」(北区天満橋1)をライトアップし、2016年6月20日(月)~9月9日(金)の期間限定で、夜間一般開放を行うことを発表した。敷地内を夜に公開するのはこの時期だけで、建物前の広場ではビアガーデンも開催する。
ビアガーデンは今年3年目で、昨年は5,400人を超える参加者が訪れた。
参加者からは「雰囲気も酔える」と好評で、今年は席数を約3倍の200席に増やして実施。また希望者には旧桜宮公会堂の館内ツアーも無料で行われる。
敷地内には、同じく国の重要文化財に指定されている大阪最古の洋館「泉布観」もあり、その二つの歴史的建造物に囲まれる広場が、今回のビアガーデンのスポットとなる。ライトアップした「旧桜宮公会堂」と「泉布観」の幻想的な姿を眺めながら、木々に囲まれた広場で、優雅な“大人のビアガーデン”を満喫することができる。
料理は肉や魚介、野菜の計10種類をグリルして豪快に盛り付けた一皿と、約15種類の食べ放題メニューを提供。食べ放題の15種はビールに合うスパイシーな料理を中心にサラダからメーンまでが揃っている。
ドリンクは全て飲み放題で、ビール、ワイン、ウイスキー、焼酎、ソフトドリンクのほか、カシスやカンパリなどリキュールを使ったカクテル40種も提供。女性にも嬉しい多彩なバリエーションとなっている。
料金はグリル料理一皿と、約15種類の料理食べ放題、飲み放題の全て込みで、税込4500円(2時間制)とリーズナブル。小学生は同2500円で、未就学児は無料となっている。
グリル料理はオプション(+1000円)で牛肉を大阪産黒毛和牛「なにわ黒牛」にアップグレードすることも可能。同黒牛は月に3から5頭のみ出荷の希少な和牛のため、提供は1日先着30人限定となっている。
◆「旧桜宮公会堂」について
1935年に明治天皇記念館として建設された建物で、聖徳館に改称した後、戦後1948年に桜宮公会堂となった。国の重要文化財(1956年指定)である正面玄関は、1870年に建設された造幣寮(現造幣局)の金銀貨幣鋳造所のものを移築しており、建物全体は同鋳造所の当時の様子に復元されている。ローマ神殿風の石造りで、青竜山石を使った玄関ポーチの6本の列柱(桁行約2.85m、梁間約15m)が重厚感ある趣となっている。
図書館やギャラリーとして大阪市民に広く愛されてきたが2007年3月に閉鎖。同社は大阪市からその建物などを借り受け、外観や内観を残しながら、2013年4月に婚礼施設兼カフェ・レストランとして再生。敷地は約6000㎡と広大で、日本庭園をはじめ桜など約400本(約120品種)の樹木が残っている。
◆ビアガーデン概要
・施設:旧桜宮公会堂
・住所:〒530-0042 大阪府大阪市北区天満橋1-1-1
・日時・2016年6月20日(月)~9月9日(金)17:00~22:00(L.O.21:00)
※2時間制
・定休日:水曜、婚礼予約のある日は臨時休業
・席数:200席
・税込価格:大人(中学生以上)4500円/子ども(小学生以上)2500円/未就学児無料
・電話06-6881-3330
・メールr-smk@novarese.co.jp
・HP:http://restaurant.novarese.jp/smk/
※雨天の場合は「旧桜宮公会堂」の建物内のバンケット等で実施。
婚礼予約などでバンケットが使えない場合は中止。
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