お酒の割り材「ハイサワー」「ハイッピー」を販売する博水社(東京都目黒区、代表取締役社長 田中秀子)は、ビールテイスト飲料のお酒の割り材「ハイサワー ハイッピー クリア&ビター」を、2016年5月10日(火)に新発売し、量販店、酒屋、飲食店および同社オンラインショップほかで販売することを発表した。
※量販店、酒屋、飲食店は、関信越・東北・中部・北陸・近畿の地区限定で販売。
同商品は、独自調合したホップの“きつすぎないライトな苦味”が楽しめる、甲類焼酎や麦焼酎、ウォッカと相性の良い割り材である。「軽さが、うまい」をコンセプトに、“重い味”に疲れ気味の「居酒屋の大人たち」をターゲットに開発されており、強炭酸で喉ごしよく、雑味のないライトな苦みのあとに、隠し味のレモン果汁がほんのり香る爽快感が特長的な味わいとなっている。
雑味のないライトなホップ感が、すっきりと飲みやすいテイストで、料理との相性も抜群。また「カロリー」「糖質」「プリン体」の“3つのゼロ”で、さらに保存料無添加。メタボが気になる健康志向の消費者にも最適な、ヘルシーな商品である。
同社のおすすめの割り方の黄金比は、中(=お酒)1に対し、外(=同商品)3の割合であるという。家飲みや居酒屋で酔い具合に合わせて、消費者自らアルコールの濃さを調整できるのも割り材飲料の利点。軽く酔いたい時は焼酎薄めで、しっかり酔いたい時は焼酎を濃いめにして楽しむことができる。
価格は350ml・税込140円(参考価格)。業務用は200mlのリターナブル瓶で、東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏1都3県の飲食店限定で、今年3月から展開中である。
【オンラインショップでの購入で、新商品を3本プレゼント】
今回、発売前の4月20日(水)から5月10日(火)までの期間限定で、同社オンラインショップで商品を購入すると、同商品を無料で3本プレゼントするキャンペーンを実施。
【“爽やかなビターさ”と“軽いビールを味わえるホップ”の両立を目指し6カ月かけ開発】
「ハイサワー」「ハイッピー」などの割り材飲料の開発で難しいのは、「商品が完成品ではなく、お酒と割った時の味を想定しながら開発を進めなければならない」という点であるという。
今回の新商品開発では、当社三代目の田中秀子ら開発チームが、香料・苦味料など製品前の原材料200種以上の味をインプットし、化学実験器具を用いながら各種原料を0.001ml単位で配合し、組み合わせる作業が社内で行われた。
約100通りの試作品を試飲し、約6カ月かけ「すっきりと飲みやすい爽やかなビターさ」と「“軽いビール”の雰囲気も味わえるホップの香り、味」の両方を出すことを実現した。
【誕生10年目を迎える「ハイッピー」について】
同社の看板商品「ハイサワーレモン」発売の15年前(1975年)に試作品を開発するも、原料メーカーが倒産するという事態に直面し、一度は商品化を断念したホップ入りのシリーズ。
それから約35年後、現三代目社長 田中秀子が保管金庫から当時のレシピを取り出し、4年を費やして2006年に発売したのが、第一弾の「ハイサワーハイッピーレモンビアテイスト」である。
ホップの苦みに加え、レモンの爽やかな酸味、さらに割り材飲料ならではの強炭酸が特長。誕生10年目を迎える今年、従来の同シリーズから、ホップ、レモン果汁などの原料や、調合を見直し、“軽さ”を強調し、さらにさっぱりと飲みやすい味わいを実現したのが、今回の新商品となる。
【社員16人と、馴染みの居酒屋店主の“現場の意見”を反映し、新商品を開発】
同社の新商品開発では、製品化が見込めるレシピが仕上がると、まずはお盆を片手に社長の田中秀子が社内をまわりながら、16人の社員全員(飲めない者から大酒飲みまで)と試飲をするという。時間帯も工夫し、舌が敏感になる、ほどよい空腹時となる15時前が常となっている。
また、居酒屋などでは焼き鳥を焼く煙などによって、社内での試飲とは味の感覚が微妙に変化するため、営業スタッフが馴染みの居酒屋に出向き、店主らに試飲を依頼し、現場の声を反映している。
社員全員と飲食店を巻き込んだ、この地道な“味見戦略”による商品開発は、二代目から続く同社の伝統となっている。
【商品概要】
・商品名:「ハイサワー ハイッピー クリア&ビター」
・賞味期限:360日
・発売日:一般向け商品 5月10日(火)/業務用商品 3月15日(火)
・容量:一般向け商品 350ml/業務用商品 200ml リターナブル瓶
・販売価格:オープン価格
※参考価格 350ml 税込140円
・販売場所:量販店 ・酒販店(関信越・東北・中部・北陸・近畿の地区限定)、
オンラインショップ(http://www.8138.jp/)、
首都圏1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)の飲食店など業務用向け
※業務用回収瓶タイプの為、一部配送のできないエリアあり。
・飲み方:氷をたっぷりと入れたグラスに、お酒(甲類焼酎・麦焼酎・ウオッカ)を入れ、割って飲む。お酒1に対し、同商品は3の割合がおすすめの比率。
【お酒を割る炭酸飲料のロングセラー「ハイサワー」について】
同社の看板商品「ハイサワー」は、先代の二代目社長が“我輩が作ったサワー”で“輩(ハイ)サワー”と命名、昨年で誕生35年を迎えた、焼酎などお酒を割る炭酸飲料のロングセラー商品である。諸説あるが、現在の「○○サワー」(関東)や「○○ハイ」(関西)の語源とされているという。
スーパーなどのお酒売り場で販売されているが、アルコールではないため、焼酎(主に甲類焼酎)と割ればサワー(チューハイ)となるほか、そのままノンアルコールとしても飲めば大人の味の炭酸飲料にもなり、休肝日やダイエット中に氷だけ入れて飲む消費者も増えている。
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