スーパーで販売されているみかんは種類がいくつかあるので、選ぶのに迷ってしまいますよね。
今回、ほぼ同じサイズの和歌山県産みかん「こつぶみかん」「有田みかん」を食べ比べしました。
同じ価格帯のみかんにはどのような違いがあるのでしょうか。
また、どちらがおいしかったかなど、リアルな感想をお伝えします!
■食べ比べするのはこちらのみかん
今回比較するみかんはこちらの2つです。
(左:こつぶみかん、右:有田みかん)
どちらも小さめサイズの和歌山県産みかんです。
こつぶみかんは598円(税抜)、有田みかんは698円(税抜)で販売されていました。
■見た目はほとんど同じ
袋から出してみると、どちらも8個入りでした。
(左:こつぶみかん、右:有田みかん)
上からパッと見た感じ、ほぼ同じサイズと質感です。
横から見比べると、有田みかん(右)のほうがふっくらとした丸い形をしています。
【1】水分たっぷりで優しい甘さ
こつぶみかん 598円(税抜)
こつぶみかんを紹介します。
個人的に小粒のみかんが好きなので、安さと名前に魅力を感じます。
「味の良い産地を限定」とだけ書かれており、詳しい産地は分かりません。
形や色にバラつきがあるように見えます。
中には表面に傷がついているものもあり、少し残念に感じました。
指でさわると、ふわっとしています。
するっと簡単に皮をむけます。
白い筋もきれいに取れます。
薄皮は柔らかいので、そのままでも食べやすいです。
水分たっぷりで優しい甘さです。
ただ、酸味がほとんどなくて物足りなさを感じます。
味が薄く、水っぽいような気もしました。
個人的に酸味のあるみかんが好きなので、ちょっとイマイチかな…という印象です。
価格相応の味だと思います。
【2】価格的にも納得の味わい
有田みかん 698円(税抜)
有田みかんを紹介します。
小さめのSサイズです。
有名な「有田みかん」には安心感があります。
どのみかんも丸みがあって、色もきれいです。
皮はふわっとしていますが、しっかりとした質感です。
こちらも皮は実から離れやすく、むきやすいです。
白い筋も簡単に取れます。
ふっくらとしていて、全体の粒の大きさが揃っています。
薄皮は柔らかく、そのまま食べても口に残りにくいです。
ジューシーで甘い!
こっちのミカン、美味ぁぁぁーっい!
ほのかに酸味も感じられ、十分おいしく食べられます。
価格的にも納得の味わいです。
■おすすめは有田みかん!
見た目はほとんど同じで、皮が剥きやすく、薄皮も柔らかくて食べやすい点も共通しています。
(左:こつぶみかん、右:有田みかん)
しかし、味は全然違いました。
結構、いや…めちゃくちゃ違う!!!
袋入りミカンは、お買い得感がありますが、適当に買ってはいけないのかもしれません。
今回の満足度チェックでは、有田みかんのほうが、酸味があり、満足感のある味わいです。
価格とともにおいしさが比例しているように感じました。
多少値段が高くても、おいしいみかんを食べたいので、私なら有田みかんを選びます。
■おわりに
スーパーで販売されている和歌山県産のみかんを食べ比べしました。
結果、100円高かった「有田みかん」のほうがおいしく感じました。
今回は和歌山県産のみの比較でしたが、他の産地のみかんとの違いも気になるところです。
■ライタープロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※情報は掲載時点のものです
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>