SAPIXクラス降格を保護者はどう捉えるべき?——「授業がおもしろくない」と言う子どもの目線

投稿日:2025/01/30 9:19 更新日:

こんにちは、SAPIX(サピックス)小4生の母・Aです。

中学受験のリアルをお届けする記事を書かせていただいています。

今回は、クラス昇降について。

サピックス

■降格した日…「授業がおもしろくない」

4年生は組分けテストとマンスリーテスト(月1回の復習テスト)でクラスの昇降があります。

息子はこの1年安定して同じクラスにいることはなく、クラスの昇降が何度かあリました。

負けず嫌いの性格ではあるものの、絶対に同じクラスに居たいという気合いも気負いもないので、その時々の様子で無理なくテスト前勉強をしています。

4年生の中盤、クラスがしっかり降格した日に「授業がおもしろくない」と帰宅早々に話をし始めました。

「前の先生の話の方がおもしろかった」については、クラスが降格したせいではなくクラスが変わったから仕方がないのですが、どうやら授業の盛り上がりの違いもあったようです。

積極的に意見を出したり、先生とのやり取りがおもしろかった等、子どもたちの雰囲気が好みだったことがわかりました。

それならば、昇格できるように勉強しっかり頑張ろう!と声かけをし、その気持ちが続くようにサポートしたいと思いました。

■降格クラスで得たもの

その後、国語の家庭学習で記述問題を解き直している時に、授業中に前よりも多めに問題を解いていたり点数が高いことに気づきました。

質問してみると、「先生が点数くれるんだよ」と嬉しそうに話してくれました。

少し優しめに丸をつけてくれていて、それにより記述に自信がついている。

そんな様子が伺えて、在籍するクラスによって得るものが違うことを知りました。

そういえば、先生からもテストの結果で一喜一憂しないようにお話がありました。

結果的に前よりも捗っていることが多いならば、降格が意外に覚醒の兆しとなることもあるのかもしれません。

子どもの目線で授業をどう見ているかの確認も大切だなと思ったのでした。

内容は、2024年1月取材時のものです。
<取材・文:GourmetBiz編集部>

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