トップバリュ冷凍餃子は「美味しい!」とメディアで注目を浴びていますが、一方のチルド餃子はあまり目立っていません。
チルド餃子は、トップバリュと同価格帯の他のメーカーのものも気になります。
今回、トップバリュの「チルド肉餃子」を他メーカーの「珉珉食品のせみ餃子」「紀文食品の肉餃子」と比較して、味やコスパを評価しました。
■「珉珉食品のせみ餃子」「紀文食品の肉餃子」と比較
今回購入したのは、こちらの3商品。
それでは、さっそく食べ比べてみましょう!
【1】「水なし」でも調理できます
トップバリュ チルド肉餃子 ラー油入りたれ付(税抜178円)
たっぷり20個入って、税抜178円は安いです!
鶏肉と豚肉は、「国産」。
「水なし」でも調理できます。
トップバリュの冷凍餃子にはない、ラー油入りのタレが付いています。
玉ねぎ、キャベツ、にんにく、にらなどの野菜が入っています。
サイズは、やや小さめ。
皮のひだになっている部分が、かたくて、所々欠けてしまっています。
ラー油入りのタレは、ラー油で手がベタベタにならないので、ありがたいです。
【2】トップバリュよりも大きめ
紀文の肉餃子
紀文といえば、「豆乳」のイメージが強いですが、餃子やワンタン、練り製品など多くの商品が販売されています。
こちらの肉餃子は、12個入りで税抜198円。
トップバリュと比較すると、割高です。
水なしで簡単に調理できます。
豚肉や鶏肉は、「国産」を使用しています。
キャベツ、玉ねぎ、にら、しょうがなどの野菜が入っています。
見た目が「立派な餃子」。形がきれいに整っています。
大きさは、トップバリュよりも大きめです。
【3】100円をきる安さは魅力的です
珉珉食品のせみ餃子
私の住む地域では、近くの多くのスーパーで長年見かける餃子です。
価格は、税抜98円!10個入りで少なめとはいえ、100円をきる安さは魅力的です。
でも、過去に美味しく食べた記憶がないため、あまり買うことはありません。
キャベツ、白菜、玉ねぎ、ねぎなどたくさんの野菜が使われています。
食肉には、馬肉や羊肉が使用されていて驚きました!
薄くて平たい形状をしています。
ひだの折り目はほとんどなく、まるでワンタンのようです。
■トップバリュ、紀文、珉珉食品の餃子を比較!
まず、トップバリュからご紹介します。
フライパンに花のように丸く置くと、20個全ての餃子を並べることができます。
「水なし」でも可能ですが、パッケージに「皮をもちもちにしたいのであれば水を加える」と書かれています。
今回は、「水あり」で調理しました。
時間を誤ってしまい、少し焦げてしまいました。
でも、皮が破れたり、隣の餃子とくっつくこともないので、焼きやすい餃子です。
皮のヒダの部分が白くてかたそうに見えましたが、特に問題なく食べられます。
もっちりとして、焼き目はカリカリです。
でも、中身の具が肉肉しくてあまり好みではありません。
野菜感が少なく、旨味とジューシーさに欠けています。
紀文の肉餃子はどうでしょう。
パッケージを見ると「水なし」で問題なさそうなので、説明通りの方法で焼きました。
フタをするだけなので、簡単です!
「餃子らしい餃子」が仕上がりました!
焼き目も良い感じです。
皮がやわらかく、ジューシーです。
中の具材は野菜のシャキシャキ感を味わえます。
旨味の効いた優しい味で「美味しい」と思いました。
でも、トップバリュの冷凍餃子のほうが好きです…。
珉珉食品のせみ餃子は、どうでしょう。
パッケージの作り方のとおり「水あり」で調理しました。
焼き目がしっかりついて、普通に美味しそうです。
でも、具がすっごく少ないです!
ほとんど皮を食べているようです。
皮は口の中でベタついて、あまり美味しくありません。
鍋の具材として入れるのには、良いかもしれませんが…。
■比較した結果:トップバリュのチルド餃子はイマイチ!
紀文の肉餃子は少し割高ですが、一番美味しく感じました。
価格の差はそれほど大きくないので、味で選ぶなら紀文です。
トップバリュのチルド餃子は、量が多くて安いものの、個人的に味はイマイチでした。
でも、珉珉食品のせみ餃子は具が少なくて、さらにイマイチに感じました。
10個98円のせみ餃子と比較すると、20個178円のトップバリュ餃子はそれなりに価値があるかもしれません。
■結論:トップバリュの冷凍餃子は「やっぱすごい」
トップバリュのチルド餃子を「紀文」と「珉珉食品」の餃子と比較しました。
トップバリュの餃子のコスパは「高い!」とは言えませんが、「低い」とも言い切れません。
結局は、トップバリュの冷凍餃子は「やっぱすごい」というのが正直な感想。
「トップバリュの冷凍餃子が一番美味しい」という結論になりました。
■トップバリュガチ勢さんプロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※情報は掲載時点のものです
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>