トップバリュのコーンスープは安いですが、なんかイマイチ…と感じたため、リピートしていません。
なぜ、美味しくないと感じられるのでしょうか?
今回、粒入りコーンスープを大手食品メーカー味の素の「クノール カップスープ」と比較しました。原材料や味にどのような違いがあるのかを紹介します。
【1】他メーカーより、かなり安い
今回比較したのはこちら。
左がトップバリュ、右がクノールです。
まずはトップバリュからチェック。
トップバリュのコーンスープ「つぶ入りコーンクリーム(ポタージュ)8食入」(税抜228円)
他メーカーより、かなり安いです!
でも、パッケージデザインは結構シンプル。
「スーパースイートコーン使用」と書かれているだけです。
原材料名の最初に記載されているのが、韓国製造の「砂糖」であり、甘さが気になります。
添加物に、増粘剤や香料が入っています。
【2】原材料表示から、トップバリュとの差を感じます
味の素「クノールカップスープ」の「つぶたっぷりコーンクリーム」(税抜358円)
「コーンスープ」といえば「クノール」。
「100%指定農場栽培スーパースイートコーン」を使用しており、素材へのこだわりを感じます。
購入した値段は、税抜358円。トップバリュと比べると、130円も値段が高いです。
原材料名のトップが、「スイートコーン」。さすがですね。
添加物は、「調味料(アミノ酸等)」のみです。
原材料表示から、トップバリュとの差を感じます。
■二社のコーンスープを徹底比較!
まず、粉の色が違います。
トップバリュ(右)は薄い黄色なのに対し、クノール(左)は鮮やかな黄色です。
でも、お湯を入れると色味はほぼ変わりません。むしろ、トップバリュ(右)のほうが鮮やかに見えます。
トップバリュの方がとろみがついて美味しそうです。
こちらがトップバリュ↓
こちらが、クノール↓
どちらのスープも味のバランスが良いです。
トップバリュは、とろみがついているので、コーンスープらしい舌ざわりを感じられます。
クノールはとろみに劣るものの、コーンの甘味をしっかりと感じられます。
リッチ感を出すために、牛乳をプラスして仕上げた場合の味はどうでしょう。
■「風味をほとんど感じない」「ぐにゃっと硬いまま」牛乳プラスで差が歴然!
牛乳をプラスすると、美味しいコーンスープが出来上がるため、牛乳を足して、トップバリュとクノールの味を比較してみます。
見た目にほとんど差がありませんが、一口飲んだ時の味わい深さに、はっきりと違いがあります。
クノールを飲むと、コーンの甘味とミルクのコクとまろやかな風味にほっこり…。コーンは、わずかですがシャキッとしています。
トップバリュは、コーンがぐにゃっと硬いまま残ります。そして、コーンの香りや風味をほとんど感じないのが大きな残念ポイント!
でも、「コーンスープ」には間違いないので、「値段相応の味」といった印象ではあります。
■「買わないようにしてる」爆安でも残念?
トップバリュとクノールの粒入りコーンスープを比較しました。
コーンスープの質は、クノールのほうが断然高いです。
トップバリュは安さが魅力的ですが、クノールほどコーンの風味を感じられません。
トップバリュ好きでも「買わないようにしてる」理由が、今回の比較ではっきりと分かりました。
もう少し値段が上がっても良いので、トップバリュのコーンスープの改善を願いたいというのが本音です。
■プロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>