暑い季節に大活躍する人気の食材「きゅうり」。
実は、とある「下ごしらえ」をすると驚くほどパリパリの食感に格上げされるのです!
それは……「下茹で」!!!
えええぇぇぇぇーーー!!!知らなかった……という声が編集部でも多く上がった「きゅうり」の衝撃事実!
ちょっとだけ茹でてから塩揉みするとワンランク上のきゅうりを食すことができるようです。
今回は、「絶対やる」「いいこと聞いた」とワクワクが止まらなかったきゅうりの下ごしらえ。
きゅうりを下茹でするメリットと方法を詳しくご紹介します!
■きゅうりを下茹でするメリット
和え物や酢の物、ポテトサラダなど、きゅうりを使った料理に欠かせない塩もみ。
基本の下ごしらえですが、実は塩もみの前に「下茹で」するのがおすすめなんです。
くたっとして不味くなるのではと思いきや、驚くほどパリパリの食感に格上げされますよ。他にも嬉しい効果がたくさん!
きゅうりは茹でることで、細胞壁が引き締まりハリが出てきます。
塩もみをしてもクタッとならず、存在感のあるパリパリ食感に。
きゅうり特有の青臭さも軽減されて、より食べやすくなります。
また、水洗いだけでは取り除きにくい表面の雑菌を減らすことができます。
生で食べることが多いからこそ、安心できますね。
さらに、発色がよくなり鮮やかな緑色が保たれるので、美味しそうな見た目に食欲もそそられます。
■美味しいひと手間!きゅうりの下ごしらえ
まず、きゅうりの表面に塩をまぶし、手でゴロゴロと転がすように擦ります。
きゅうりの表面の毛や汚れが取れ、味がしみ込みやすくなりますよ。
大きめのフライパンに、きゅうりがかぶるくらいのお湯を沸かし、きゅうりを入れて30秒ほど茹でます。
茹で過ぎに注意して、色が鮮やかになったらすぐに取り出し、冷水にさらして冷やしましょう。
左が下茹でなし、右が下茹でありのきゅうりです。比較してみると、下茹でしたものは表面にハリがあり、発色もきれいですね!
あとはいつも通り、きゅうりを薄くスライスし、塩を軽く振ってもみ込みます。
しばらく置いて水分が出てきたら、料理の味がボケないようしっかりと絞ってから使いましょう。
いつも何気なく行っているきゅうりの塩もみ。
わずか30秒ほどの下茹でにより、きゅうりの美味しさがグンと引き出され、パリパリと力強い食感が楽しめます。
いつもの料理の仕上がりもワンランクアップします。
きゅうりが美味しい季節だからこそやってみたいですね。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>