サーティワン アイスクリームでは、「よくばりフェス」を6月23日までの日程で開催中。
「よくばりフェス」は、最大10個まで好きなフレーバーのアイスクリームを選べるのが魅力的なイベントということもあり、このイベントは大バズり。
店頭は大行列となりました。
しかし、店員さんの負担に心配の声があがっていました。
心配の声を受けてか、1日あたりの個数制限が設けられ、店員の負担問題が改善されたようですが、ネットでは意外な「店員さんに悪いから行きにくい」という声もあがるようになっています。
運営側と現場のギャップが浮き彫りになった今回の「よくばりフェス」問題を詳しく見ていきましょう。
(画像:時事)
■サーティワン 「よくばりフェス」に個数制限
現在開催中の「よくばりフェス」キャンペーンについて、安定したサービスをご提供するため2024年6月14日(金)よりポップ7~ポップ10の販売数量を1店舗あたり1日合計50個に変更いたします。
※一部店舗では取り扱いがございません。
ご理解いただきますようお願い申し上げます。https://t.co/UIEH3zMZZA pic.twitter.com/pDAyWWYZIx— サーティワン アイスクリーム (@BR31_Icecream) June 13, 2024
サーティワンの「よくばりフェス」は、スモールサイズよりやや小さいアイスクリームを3つ選べるトリプルポップ(570円)にプラス100円(1つにつき)で、アイスクリームを最大10個まで増やせるキャンペーン。
当初は5月に開催されていましたが、カップ不足を理由に早期終了。
しかし、サーティワンは商品の供給体制が整ったこともあり6月10日~23日まで日程で、「よくばりフェス」を再開しました。
ただし、ポップ7~ポップ10については1名につき1個までと制限があります。
ポップ5までは追加料金40円を払うとワッフルコーンに変更可能。
また、モバイルオーダーで店に行く日時と時間を指定できます。
「よくばりフェス」で心配されていたのが、最大10個までアイスをすくう店員さんの負担。
そうしたこともあってか、サーティワンでは、6月14日よりポップ7~ポップ10の販売数量を1店舗あたり1日合計50個に変更しました。
個数制限がかかったことには
「サーティワンのよくばりフェス個数制限は戦争なんだけど」
「個数制限きたー!この方が良いよー! #よくばりフェス」
「再開したのはいいけど店の前、めっちゃ並んでいた、これは買えんわ #よくばりフェス」
などのコメントが寄せられています。
■「よくばりフェス」、店員さんの負担を考えると気安く行けない?
X上で話題になったのが、「サーティワンのポップ10すごく買いたいんだけど、ポップ10による店員さんのガチ悲鳴をXで読みすぎていて『私まで店員さんを苦しめる一人になっていいのか』という葛藤でサーティワンへ行けずにいる」という投稿。
この投稿には、
「一度行って、違和感と申し訳なさでモヤモヤしていました搾取側にまわってしまった、反省。購入する側も、気をつけなければいけませんね」
「店員さんのお気持ちとても分かるから、私も買いに行こうかなーと思う気持ちが萎んだよ。店員は安かろうと高かろうといっぱい売ろうと時給変わらないからね」
「サーティワンのよくばりフェスまた行きたいけど店員さんが気の毒で行きづらいんだよなぁ…もうワイが自分の分10個丸めるから店員さんに休んでて欲しい」
などの声があがります。
自分自身も働く身であると尚更、労働者としての過酷さは「他人事」には思えない人が多い模様。
店員さんの負担を考えると気安く行けなくなってしまった人が増えているようでした。
それでも個数制限をかけたことで少し安心した人もいるようですが、一度芽生えてしまった罪悪感はなかなか払拭できなくなっているようです。
<編:GourmetBiz編集部>