ネットで「まずい!」という辛辣な口コミが目立つトップバリュのそうめん。正直なところ、私も好みではありません……。
しかし、600gで198円という圧倒的なコストパフォーマンスは無視できません。
「安かろう悪かろう」とは言うものの、他メーカーの低価格そうめんと比較するとどうなのか気になりますよね。
トップバリュだからまずいのか?それとも、安いそうめんはどのメーカーも美味しくないのか?
今回は、ヨシヤフーズの1kg348円、さぬきシセイの500g198円のそうめんと禁断の本音比較を実施!真相を解明したいと思います。
■安いそうめんは太い
どれもゴツい!
1束100gのしっかりとしたボリューム感が似ています。
「さぬきシセイ」は、他の二つに比べて、少し太めです。
(上:ヨシヤフーズ 中:トップバリュ 下:さぬきシセイ)
「安いそうめんは太い」という共通点がありました。
■茹で方や食べ方で味は変わる
味を比較する際に、次のことに気をつけました。
・沸騰したたっぷりのお湯で2分弱茹でる
・氷水でもみ洗いして、水をしっかり切る
・出来上がってすぐに食べる
そうめんは、調理後ちょっと時間をおくだけでも、風味が損なわれる繊細な食材です。
どんなに高級なそうめんでも、茹で方や食べ方で味は変わると思います。
今回は安いそうめんばかりですが、比較しながらも美味しくいただくために、できる限り理想の調理法を目指しました。
■コシはあるけれど、そうめん感に欠ける!
気になる味ですが、三つともとても似ていました。
「コシはあるけれど、そうめん感に欠ける!」
どのそうめんも太くて食べごたえがありました。
ヨシヤフーズは、見た目からツヤ感が少なくて、ちょっと香りが気になりました。
さぬきシセイは、麺が太いためか、しっかりとしたコシを感じました。
そうめんっぽくはありませんが、個人的に、これが一番気に入りました。
トップバリュをこの二つと比べると、全然悪くありません。
コシがありますし、独特なクセも感じません。
トップバリュを安いそうめんと比較すると、それほど劣らない。むしろ、上位の部類に入ると言っても良いかもしれません。
■原材料は、すべて「小麦粉と食塩」
原材料に違いはほとんどありません。
「小麦粉と食塩」のみ。
ヨシヤフーズは、(一部に小麦を含む)との記載があります。
■トップバリュが最安値!
低価格のそうめんを探しまわりましたが、トップバリュよりも安いそうめんを見つけることができませんでした。
「ヨシヤフーズ」「さぬきシセイ」は値段が安いものの、トップバリュよりもほんのわずか割高。
価格重視なのであれば、トップバリュを選んでも後悔しなさそうです。
■ツルッとした清涼感には欠ける
トップバリュを含む激安そうめんでも、きちんと調理して、すぐ食べれば、しっかり麺のコシを感じることができます。
でも、麺が太いので、ツルッとした清涼感には欠けてしまいます。
メリットありデメリットあり、ですね。
5人家族の我が家は、一回の食事で200g茹でれば十分な量です。(まだ子供が小さいのでそれほど食事量は多くありません。)
「198円で3回分」だと考えると、すごく経済的!
そうめんに、それほどこだわりがなくて、「そうめんでお腹を満たしたい!」のであれば、トップバリュをおすすめします。
■まとめ
結論:トップバリュのそうめんは…
同じ価格帯の商品と比べたらマズくない。
安いそうめんは、麺が太い傾向にあります。麺の太さが気にならないのであれば、トップバリュのそうめんを選んで問題ないでしょう。
■プロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>