ここ最近の厳しい暑さをしのぐためには、エアコンが欠かせません。しかし、いざ使おうと思ったら故障して動かないなんてことも……。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)では、早めにエアコンの試運転を行うよう呼びかけています。
ところで、「エアコンの試運転」の正しい方法をご存じですか?
■試運転“前”にチェックするポイント
エアコンをいきなり試運転させるのはNG!エアコンを起動させる前に、本体や周囲の状態を確認することが大切です。
①室内機
(画像:独立行政法人製品評価技術基盤機構公式サイトより引用)
まずは「室内機」から。フィルターに汚れがないか、電源プラグの周囲にほこりが溜まっていないかを確認します。
②室外機
(画像:独立行政法人製品評価技術基盤機構公式サイトより引用)
忘れがちなのが「室外機」のチェックです。室外機の周りに段ボールや植物などが置かれていれば撤去してください。
■いざ試運転!ポイントを押さえて快適な夏を迎えよう
周囲の環境を整えたら、さっそくエアコンを起動させます。試運転開始後のポイントは以下の通りです。
③最低温度で10分冷房
(画像:独立行政法人製品評価技術基盤機構公式サイトより引用)
最初に、最低温度に設定して10分間運転させ、しっかり冷たい風が出ることを確認します。
④さらに30分運転
(画像:独立行政法人製品評価技術基盤機構公式サイトより引用)
冷気が確認できたら、さらに30分運転。この間に異音や異臭、水漏れがないかを確かめます。
もし起動後に異常があれば、販売店やメーカーに相談し、必要に応じて点検を受けましょう。
夏本番になると、エアコンの購入や修理に時間がかかることが予想されます。本格的な夏が到来する前に、エアコンの試運転を済ませ、快適な夏を迎えましょう。
こちらの情報は動画でもまとめられています。あわせて確認してみてください。
※情報は掲載時点のものです。
<文・編集:GourmetBiz編集部>