漢字の「藁(わら)」は難しくて覚えづらいイメージがあります。
しかし、分解して覚えると簡単に書けるようで、X上で話題になっています。
■「藁」の覚え方が話題
漢字の「藁」は、画数17で非常に覚えづらい漢字という印象があります。
しかし、Xでの「藁って、草かんむりに高木なんかいwゴメン君のこと難しいやつだと勘違いしてた」というポストが9万「いいね」を超えるほど大バズり。
たしかに、よく見ると中身は「高木」です!
このポストには「難しいと思ってることでも、分解すれば簡単っていう例として使えるかも」「準1級レベルの漢字の勉強をたまにやってるけど、割とこういう『分解してみると1つ1つのパーツは大して難しくない』漢字があって面白いんだよな」などのコメントが上がります。
■分解すると覚えやすい他にもある
さらに、他の漢字の話にまで発展。続々と実は分解すると簡単な漢字が登場しました。
分解すると覚えやすい漢字をいくつか紹介します。
・「霰(あられ)」は雨冠に散る
・「蝶(ちょう)」虫へんに世木
・「亡骸(なきがら)」の”骸”も骨に十二支のイノシシ=亥(い、がい)
・「鯰(なまず)」は魚へんに念じる
・木へんに春夏秋冬をつけると、「椿(つばき)」「榎(えのき)」「楸(ひさぎ)」「(柊)
ひいらぎ」となります。
・「踵(かかと)」も足へんに重いなので覚えやすいですね。
・「膀胱(ぼうこう)」は、月の傍(かたわら)と月の光
■漢字は語呂合わせで覚える?
林修さんが書けなくて話題になった「葡萄(ぶどう)」。
この「葡萄」には、「サクサク 浦和で 缶拾い」と語呂合わせの覚え方があります。
草かんむりを「サ」、勹を「ク」、甫を「浦」と読む方法です。
他にも有名なのが「憂鬱(ゆううつ)」の「鬱」。
こちらは「リンカーンはアメリカンコーヒーを3杯飲んだ」と覚えます。
上部は「木+缶+木」で木と木(林)の間に缶があるからリンカーン、下部は「冖+鬯+彡」で、冖はカタカナの「ワ」、鬯の上部を米+コとみなし、下部のヒとつなげてアメリカンコーヒー(米はアメリカの意味)、彡は数字の三、という解釈したものです。
X上では、「『鬱』を『リンカーンはアメリカンコーヒーを3杯飲んだ』で覚えた人もそれなりにいるはず『髑髏』も、骨+蜀(三国志のアレ)、骨+田中(ぜんぶ突き出る田、下に突き出ない中)+女なので、田中の癖さえ覚えれば難しくない」
「難しい漢字を語呂で覚えるのってあまり聞かないけど、個人的に意味不明な形だけどなぜかいつも出てくるのはいくつかある蓋(ふた)→ささるさら(サ去る皿)とか疑(ぎ)→ひやよてい(ヒ矢予定)とか」と語呂合わせの例を紹介されています。
「藁」は草かんむりに高木というのはすごく覚えやすいですね。また、難しい漢字も細部を分けてみると意外に覚えやすかったりしますね。
<編:GourmetBiz編集部>