サーティワン アイスクリームの新作フレーバー「ボーノ!クアトロフォルマッジ」が発売され、その美味しさに注目が集まっているなか、「ボーノ!クアトロフォルマッジ」という名称が物議を醸しています。
あなたは、店員にオーダーする際に、「ボーノ!クアトロフォルマッジ」と言えますか?
それとも「クアトロフォルマッジ」と略称にしますか?
実は今、「素敵なメニュー名」は客と店員の両方を「気まずくさせているかもしれない」という珍事情が話題を集めています。
それでは詳しく見ていきましょう。
(画像:時事)
■サーティワン新作フレーバーが大好評
サーティワン アイスクリームでは、5月9日より新作フレーバー「ボーノ!クアトロフォルマッジ」を発売。
(画像は公式サイトより)
クアトロフォルマッジはイタリア語で「4種のチーズ」という意味でピザでもおなじみですね。
「ボーノ!クアトロフォルマッジ」では、クリームチーズとゴルゴンゾーラ風味のアイスクリーム、カマンベールチーズ&ゴーダチーズ風味のリボンの4種のチーズに、クリームチーズクッキーで食感と塩味のアクセントを加えた贅沢なアイスクリーム。
(画像は公式サイトより)
実際に食べた人からも「31の新フレーバー「クアトロフォルマッジ」を食べたんだけどめちゃめちゃ美味しかった!まさにボーノだった久々のヒットフレーバー」。
「サーティワンの5月の新作、ボーノ!クアトロフォルマッジ、めっちゃ美味しかった」
「サーティワンアイスクリーム買って来ました。『ボーノ!クアトロフォルマッジ』食べたのですがチーズ風味が濃厚で美味しかった」と絶賛するコメントが上がっています。
■「ボーノ!」とオーダーするのは恥ずかしい?
「ボーノ!」とはイタリア語で「素晴らしい」や「美味しい」の意味。
しかし、この商品名を店頭で言うのが「恥ずかしい」という声が上がっているのです。
たしかに、店員さんにオーダーする時には多少なりとも声を張る必要があり、見知らぬ人たちの前で声高らかに「ボーノ!」「クアトロフォルマッジッ!…をレギュラーカップで!」などと叫ぶのは気が引けるでしょう。
実際、X上では「『クアトロフォルマッジ』の『ボーノ!』の部分すごい小声で注文してそう」「略称でいいなら」という声が。
また、実際に店頭では「ボーノ!」の部分を言わずにオーダーしている人も確認できました。
■凝った名称はフルネームオーダーしづらい?
この現象は、飲食店で度々おこっているようで、Xのポストのなかに興味深いバズりポストがありました。
それは、飲食店で凝った名称のメニューをオーダーする時に辱めを受けるというもの。
X上では、「季節の三種盛り合わせ☆春のフルーツパフェ」というメニューを頼もうとするも、恥ずかしくて「このパフェと…」と注文すると、律儀な店員さんは「季節の三種盛り合わせ☆春のフルーツパフェがお一つですね!」とフルネームでオーダーを確認して気まずい思いをしたとの投稿がバズっています。
フルネームで返してきた店員に合わせようと「外はカリッと中はジューシー!軟骨唐揚げ」とフルネームで注文すると、店員さんは「軟骨っスねェ~」と思いっきり略称で対応。
この辱めに共感の声が相次ぎます。
別のユーザーは「私『わたくしの愛のチョコパイと…』店員さん『はいチョコパイ』とってなって恥ずかしかったことがある」。
「マクドでベーコンポテトパイの名称がヘーホンホヘホハイになってた時に私『このヘ、ヘーホンホヘホハイ一つと…』店員さん『ベーコンポテトパイですね♪』↑コレで泣きそうになっ」たなど。
「この前サーティワン行った時に『(江戸川コナンの)ヨーグベリーアイスお願いします』って言ったら『コナンですね〜』って返されて」「いいのか、それで」と、サーティワンの凝ったネーミングのアイスで同じ思いをした人も登場。
「ガチでこれ『一度たべたら忘れられない中華そば』一つって言ったら中華そばですねーって はずかしい」などと同じようにフルネームでオーダーして恥ずかしい思いをしたという声がネット上に上がっています。
■店員に通じる場合は略称でもOK
一方で、店員さんからは「これ系の長いメニューをお客さんが読みづらそうにしてるけどフルネームで言ってくれる時間が一番気まずい(こっちは略称で通じる場合)客『この〜、木苺と〜…は、はっさく?のパンケーキを1つと〜…』私『パンケーキお1つですね』↑これ」。
「北海道牛肉使用のじゃがいもコロッケとか言われたらコロッケ一個ですね!とか言っちゃうけど客に恥ずかしい思いさせてるのかな 別にガチでコロッケ1個OK!てだけでどうも思ってないけど 」と店員に何を頼みたいか通じる場合は略称でも大丈夫という意見があります。
また、「これは噛みそうだなってなったら端折るようにしてる 結局はタッチパネルかサイゼみたいな注文表形式が楽」と長い名称のメニューの場合はやはりタッチパネルがありがたいという指摘も出ていました。
確かに長い名前のメニューは、注目を集める一方でオーダー時には店員と客の両方にとって困ることがあるようです。
今回のバズによって、実は「略称」で通じる場合はOKという認識が広まったのは何よりですね。
また、サーティワンの場合は「ボーノ!」と言わなくても「クアトロフォルマッジ」だけで通じるので問題はなさそうですが、今後どのような注目を集めていくのかも気になるところです。
<編:GourmetBiz編集部>