「耐熱性ポリ袋」を使った調理がネットで大バズりし、お鍋や調理器具の代わりにポリ袋を使うレシピに注目が集まっています。
数多あるポリ袋調理を調査したところ、SNSなどで多くの支持を集め、編集部でも「一番好きな使い方」という声があがったレシピを紹介します。
紹介するのは、料理家の若菜まりえさんが紹介した「サバトマトカレー」。
驚くことに、カレーだけでなく「白米」までポリ袋で炊けてしまうのです!
ポリ袋が破れないようにするコツは、湯煎時に耐熱皿を敷くこと。
それでは、詳しく見ていきましょう!
■耐熱性ポリ袋を活用!驚きのレシピ
まりえさんの公式X(旧Twitter)「つくりおき食堂まりえ」で紹介された耐熱性ポリ袋調理のカレーライスはこちら。
#災害時ライフハック
お米とカレーはポリ袋で同時に作れる。
1️⃣鍋に耐熱皿をしき湯を沸かす
2️⃣耐熱性ポリ袋に米1合と水200ml入れ、別のポリ袋にトマト缶,サバみそ煮缶,カレールウ2かけ入れ袋の口を結ぶ… pic.twitter.com/4cfOUQbQ0z— つくりおき食堂まりえ (@mariegohan) January 2, 2024
まず、材料です。
・生米:1合(180ml)
・水:200ml
・カットトマト缶:1缶
・サバ味噌煮缶」1缶
・カレールウ:2かけ
※S&Bゴールデンカレーなら2かけ、ハウスこくまろカレーなら3かけ
お米2合を炊きたい場合は、米2合(360ml)、水は400mlです。
・耐熱性のポリ袋
・鍋
・鍋底にしく耐熱皿
・湯せん用の水(約1.3リットル)
・カセットコンロ
次に、作り方です。
■作り方
鍋に耐熱皿を敷き、水を入れて湯をわかします。
ポリ袋に米1合と水200mlを入れポリ袋の空気を抜き、一番上でポリ袋の口を固く結びます。
別のポリ袋にカットトマト缶、サバ味噌煮缶、カレールウ2かけを入れ、ポリ袋の空気を抜き口を固く結んでください。
カレールウと白米、それぞれの袋が準備出来ました。
鍋の湯が沸騰したら中弱火にし、この2つのポリ袋を入れます。
ポリ袋の口が水没しないように菜箸で挟み、中弱火で25分煮ます。
25分後取り出し、お米はタオルに包んで10分ほど蒸します。
お米はこのように炊けていれば成功です。
カレールウは、柔らかくなっていますが、まだ全体に馴染んでないので手で揉みほぐします。
袋は熱いので、火傷しないよう布巾などで包んで揉みましょう。
お皿に盛り付けて完成です!
■「災害用」レシピが「洗い物ゼロ」需要にもリーチ
このレシピは、災害時に役立つものとして紹介されたものですが、耐熱性ポリ袋が大バズりしていることから再び注目を集めています。
定番メニューのカレーライスが調理できるため、ネットでは「見事!」「究極の洗い物ゼロ」と絶賛の声が。
食器にラップをしくと、さらにお皿洗いまでゼロにすることもできるとのことで、災害時の節水のことも考えられたレシピとなっています。
■レシピ・画像提供:時短料理研究家・料理インフルエンサーの若菜まりえさん
・経歴と実績
子供の頃から料理と食品に興味があり、大学では食品生化学を専攻。卒業後は食品原料に携わる。現在はレンジで作れるスピードおかずと簡単おやつの開発に注力。
webサイト「つくりおき食堂」では、まとまった時間がとれない忙しい方でも作り置きライフが続けやすいように、スキマ時間にパっと作れてサっと味が決まる時短おかずを紹介。
2017年レシピブログアワード 新人ブロガー部門グランプリ受賞。
著書に「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の超簡単レシピ (扶桑社ムック) 」「忙しい人専用 『つくりおき食堂』の即完成レシピ (扶桑社ムック)」。
SNSで好評だったレシピを中心に集めたベスト版「忙しい人専用 つくりおき食堂の超ベストレシピ (扶桑社ムック) 」も好評発売中。
まりえさんのYouTubeチャンネルでは5日分のお弁当をまとめて作ってお金と時間の両方を節約できる「まるごと冷凍弁当5日分」を紹介しています。
https://www.youtube.com/channel/UCuJkgxwEDMB_MZjH-itA4qQ
また、つくりおき食堂まりえさんが運営するサイト『つくりおき食堂』がリニューアルされて見やすくなりました!季節のおいしいレシピが探しやすくなったので、レシピに迷っている方はぜひチェックしてみて下さい。
https://mariegohan.com/
※情報は掲載時点のものです。
<編集:GourmetBiz編集部>