トップバリュは安いけれど悪いものはない。そんな絶対的な安心感をもっているものの、「これはまずいな…」「もう買わないな」と思う商品もあります。
一度食べて気に食わなかったので、私は別メーカー品を購入しています…。今回はトップバリュでおすすめできない商品と、その理由をお伝えします。
【1】味はあるけれど、本当にカレーなの?
「香りと旨味の焙煎仕立てカレー」(甘口)(税抜98円)
パッケージにフルーツがいっぱい載っていて、美味しそうなイメージ。でも「バナナとパイナップルとマンゴーはどうなの?」とは思いましたが…。
まずいと思えるカレーのルーに当たったことがないので、あまりの安さに惹かれて購入しました。
作り方も見た目も普通のカレーと変わりありません。でも、作っている時からなんとなく違和感が…
「あれっ?…カレーの香りがしない!?」
味はあるけれど、本当にカレーなの?と一瞬疑いました。
フルーツの甘味はあるのかもしれませんが、カレー本来のコクと旨味が足りません。
このルーをメインに使うのはおすすめしませんが、他メーカーのルーにちょっと足すくらいなら、アリかもしれません。
【2】ハヤシライスの正解が分からなくなってきます
「トマトの風味をいかしたハヤシライスソース」(税抜138円)
ハヤシライスのルーは、カレーに比べると商品数が少ないです。その中でも、やはりトップバリュ、商品の安さが目立ちます。
そして、このパッケージを見ていても、なんだか美味しく仕上がりそう!
いざ作ってみると…。
思っていたよりも見た目が茶色くて、薄そう。コクが足りないし、トマトが入っている感じがしません。
我慢できなくて、トマト缶とウスターソースを足しました。
ぼちぼち美味しくはなるものの…ハヤシライスの正解が分からなくなってきます。
給食や実家で食べた“あのハヤシライス”ではありません。本物を食べたいのであれば、他のメーカーを選ぶべきです。
【3】クリーミーな濃厚さは感じるものの…
濃厚クリームシチュー(税抜148円)
たまに食べたくなるシチュー。シチューのルーは、メーカーによって味の違いがはっきりしているイメージが強いのですが、トップバリュはどうでしょうか。
パッケージや原材料をみると、クリームやバター、チーズなどがたくさん使われているようで、このルウひとつだけで濃厚さを期待できます。
白くて美味しそうなシチューが完成!
でも、味が…
「しょっぱい!?」
クリーミーな濃厚さは感じるものの、塩辛さが際立ってしまうのがとても残念。辛さを減らそうと牛乳を足すと薄くなってしまいます。
シチューに塩辛さは必要ないので、なるべく塩分をおさえた優しい味にリニューアルしてほしいです。
【4】そもそもビールテイストではないというか…
ノンアルコールビールテイスト(税抜80円)
毎日ノンアルコールビールを飲むヘビーユーザー(筆者)は、最初この商品に出会ったときに飛びつきました。
「6本入りで450円」このお値段は安いでしょ!
もう何年も前から他メーカーのノンアルコールビールを飲んでいるので、味覚が凝り固まった状態です。
そして、こちらのノンアルをいただくと…
「…ん?…なんか…まずっ…」
苦味が乏しいというか、薄いというか、そもそもビールテイストではないというか…。
これが、「まろやかなコク」なのか?
一口、ゴクリと飲んだ時の満足感が全然ないんです。
普通、食事と共に飲むことでさらに美味しさが増すものなのですが、逆に失せてしまいます。
ノンアルコールビールはメーカーによって味が異なるので、好き好きだと思いますが、個人的にこの商品の味は苦手です。
■まとめ
トップバリュの“まずい”と感じた、ルーとノンアルコールビールを紹介しました。
「低価格で良品質だからもうちょっと味が美味しかったらなぁ…」と惜しい気持ちになります。
でも、トップバリュは随時リニューアルされるので、きっと改善されるはず!これからも新商品を楽しみにしています。
■プロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>