生姜焼きやコロッケに欠かせない「キャベツの千切り」。お店のようにふわふわに切れない…という悩みも多いのではないでしょうか?
キャベツの千切りを上手に仕上げるコツ、実はキャベツの使用する“部位”にあったんです!
何枚もの葉っぱでできているキャベツですが、料理に使用する際は部位ごとに使い分けるともっとおいしくキャベツを食べられます。
今回は、部位別の特徴と料理に使用する際のポイントを紹介します。
■こうなってたんだ!?キャベツは部位でかなり違う!
キャベツは4つに分けられる!
キャベツは外葉、内葉、中心葉、芯の4つに分けられます。
写真は春キャベツなので巻きが緩く葉の枚数も少なめですが、冬キャベツは葉がびっしりと詰まっていて春キャベツよりも隙間が少ないです。
外葉
外葉は外側4~5枚の色の濃い部分。
繊維がくっきりと見えるくらい太くて固いので、食べられるの?と思われがちですが、調理方法次第でおいしく食べられます。
シャキシャキとした食感と綺麗な色合いを活かして炒め物にするのがおすすめ。炒めるときは強火でさっと炒めることで、独特な香りが出づらく色合いも綺麗に仕上がります。
内葉
外葉の更に内側4~5枚が内葉と呼ばれる部分。
外葉に比べて葉が柔らかく、甘みがあってクセも少ない部位です。
加熱するとより甘みが感じられます。調味料の馴染みも良いので、炒め物はもちろん煮込み料理に使用するのも良いでしょう。
中心葉
中心葉は1番内側にある葉が柔らかい部分です。
甘みが強く軸の部分も柔らかいので、生でも食べやすいのが特徴。
そのままドレッシングをかけて食べたり、塩もみしてからお好きな調味料で味付けしたり、生のキャベツの味わいを活かした食べ方がおすすめです。
芯
1番捨ててしまいがちな芯も実は食べられる部位です。
固くて食べづらいので、薄く切って使用しましょう。最も甘い部分なので、生でも加熱してもおいしく食べられますよ。
■千切りキャベツをふわふわにするには「中心葉」
「え、こんなに少しだけ?」
さて、千切りキャベツに相応しい部位は中心葉です。
葉も軸も柔らかいため「千切り」に最も向いている部分。
「え、こんなに少しだけ?」と思われるかもしれませんが、この潔さが料理上手になるコツなのです。
外葉は炒め物にすれば、今度は「炒め物」が美味しく仕上がるので一石二鳥です。
葉が柔らかいためふわふわになりやすいです。
千切りにするときは繊維に対して垂直に切ると口当たりが柔らかく仕上がります。
厚みがあると細く切りづらいので、軽く押しつぶすようにして厚みを抑えると切りやすくなりますよ。
千切りが上手くできない…と悩んでいた方は、中心葉で試してみてください。
「部位でこんなに違うの!?」と驚くこと間違いなしです!部位ごとの特徴を理解しておくと、もっとおいしくキャベツを食べられますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
■クリエイター紹介
レシピ・画像提供:misa
飲食店で勤務しながら料理家/フードライターとして活動中。居酒屋にてメニュー開発の経験もあり、おつまみレシピの考案が得意。レシピ開発、料理写真・動画撮影、食に関する記事執筆を行っている。
Instagram:m_i_mmkg
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※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>