日々、人間関係の悩みはつきものです。
特に、大人になるほど、断りづらい仕事上の付き合いや親戚関係の付き合いに悩まされている人も多いのではないでしょうか。
X(旧Twitter)にポストされた富裕層の共通点が話題になっています。
■お金持ちになりたかったら、不要な人間関係をリセットした方がいいかも?
X(旧Twitter)で話題になっているのは、不要な人間関係の整理の仕方にまつわる考察。
あるポスト主は周囲にいる富裕層の知り合いや、著名人を観察してみたところ「人間関係の切り方が上手いなあ」と感じることが多いのだとか。
切られる対象になってしまったとしても、こちらに悟られないようさり気なく連絡が取れなくっていくそうで、「フェードアウトが非常に巧み」と感じたようです。
これには他のXユーザーからも「分かる!」「同感」「これは真理」など、賛同する声が多く集まり、同様の経験があるという人の投稿も次々と寄せられているのです。
■富裕層が重視するのは「見極め」と「距離感」
Xユーザーの間では、著名人や富裕層の人たちがどのようにして上手く人間関係を整理しているのか、意見が交わされる展開に。
たとえば「著名人や富裕層はお互いに尊敬し合える関係を望んでいることが多く、一方で自分の肩書きや地位だけを見て寄ってくる人たちをよく見極めている」「初対面で付き合いを続けられるかどうか見極めている」など、最初に相手が付き合いに値する人物かどうか見極めているといった意見が寄せられました。
また、見極め後はちょうど良い距離感を取るのが上手いという意見も。
たとえば「大企業の経営者などは、最初の名刺交換で代表電話しか教えない。そのうちメールや私用携帯を教えられたら信用された証拠だと思う」「距離感の取り方が抜群に上手い。付かず離れずで、敵を増やすこともしない」など、ちょうど良い距離感を保ちつつ、関係を大事にするべき人とのみ付き合い続けるスキルが高いようです。
■イイ人ほど低収入になりがち?不要な人間関係は断ち切るのが正解の場合も
富裕層と人間関係について、こんな統計結果もあるようで…。
あるXユーザーによると「統計上、高収入の人の方が、見返りのありそうな人に対して親切にする傾向があり、低収入の人は誰にでも親切にする傾向がある」のだとか。
この統計が正しいとすると、誰にでも優しい“イイ人”ほど低収入というなんとも切ない結果となってしまいます。
すると、Xでは「私もいらない人間関係から自然にフェードアウトするスキルが欲しい」「結局多方面にイイ顔しちゃうので、人間関係スパッと整理できる方法が知りたい」など、富裕層が実践している人間関係スキルを身に着けたいという声も多く上がりました。
人に与えられた時間には限りがあります。全員に対して丁寧に接し続ける時間はないと言っていいでしょう。
自分にとって良い関係が結べる人を優先して付き合い続けた方が、より良い人間関係を構築でき、仕事の成功などに繋がるのかもしれませんね。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>