きゅうりが美味しい季節になってきましたが、生でぽりぽり食べる前に知っておいた方がよい情報があります。
あまり知られていませんが、きゅうりの表面は細菌がつきやすいため、生食では注意が必要。
きゅうりの表面はイボがあり、水洗いではなかなか落ちにくいため「熱湯消毒」が推奨されています。
そこで今回、紹介するのはきゅうりを炒め物に入れるレシピ。
さっと火を通すことで殺菌効果を期待できます。
衛生面と美味しさの両取りができる一石二鳥レシピとなっています。
■「鶏むね肉ときゅうりの塩昆布炒め」レシピ
材料は鶏むね肉ときゅうりだけと超ヘルシーな節約レシピ。味付けも塩昆布だけなので調理も簡単。
シャキシャキとしたうま味がクセになるダイエットおかずです。
材料(2人分)
まず、材料です。
・鶏むね肉 1枚(約270g)
・きゅうり 2本
・片栗粉 大さじ1
・ごま油 大さじ1
・(A)料理酒 大さじ1/2
・(A)塩昆布 15g
・塩コショウ 少々
・白いりごま 適量
作り方
次に作り方です。
まずは、きゅうりのヘタを切り落とし、めん棒で叩いて食べやすい大きさに割りましょう。
大きめに割っておけば食感が残りやすく、ボリューム感も演出できます。
きゅうりは日本では生や酢の物で食べることが多いですが、じつは中華料理などでは炒め物の具材としてもポピュラー。
ほとんどが水分なので低カロリー、鶏むね肉との相性もいい食材です。
続いて、鶏むね肉の皮を取り除いて3つのパーツに切り分けましょう。
じつは、鶏むね肉は写真のように分けた部位によって、繊維の走り方が違います。
繊維を断つように切れば加熱しても肉が縮みにくくなり、ふっくらとした食感に仕上げることができるんです。
3つのパーツに分けたあとはそぎ切りにして…
片栗粉をまぶしましょう。
片栗粉をまぶすことで水分をキープすることができ、さらにふっくら食感に仕上がります。
下ごしらえが終わったらフライパンにごま油を引いて中火で熱し、鶏むね肉を加えて色が変わるまで炒めましょう。
さらに、きゅうりを加えて炒めます。
きゅうりは炒め過ぎるとかえって水っぽくなってしまうので、表面がほんのりとしんなりすればオーケーです。
料理酒が蒸発してしまわないように一度火を止めたら(A)を加えましょう。
再度中火で加熱したら、全体になじむまで混ぜ炒めて塩コショウで味を調えます。
なお、塩昆布は商品によって塩分量が異なります。
そのため、味見をしてみて薄く感じる場合は塩昆布の量を増やすか、しょうゆや塩をプラスするなどして調節してみてください。
また、料理に使う酒には大きく分けて調味されていない酒と、調味されていて塩分が含まれている料理酒があります。
今回はよりコクのある味わいに仕上げるために料理酒を使用しているので、作るときの参考にしてみてください。
お皿に盛り付けたら、白いりごまをちらして完成です。
一口食べてみると、鶏むね肉はふっくらジューシーで塩昆布のうま味もよく絡みます。
きゅうりは表面はほんのりとろ~りながらも、中はしっかりシャキシャキ食感が残っていて食べごたえもバツグン。
材料も調味料も少なめですが、満足感たっぷりの炒め物に仕上がりました。
■クリエイター紹介
レシピ・画像提供:筋肉料理研究家Ryota
激太り&うつで入院するも、筋トレとお料理で体重-25kgに成功。
精神的にも立ち直り、パーソナルトレーナー資格を取得。
元々所有していた調理師免許を生かして筋肉料理研究家として活動している。
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※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>