安くて美味しいトップバリュ!でも、じっくり「原材料」に注目すると、どうしても“添加物の多さ”が気になってしまう商品があります。
今回は「豆腐、ちくわ、食パン、お茶、乳酸菌飲料」の5つの食品で代表的なメーカーと徹底比較してみます!
【1】豆腐
トップバリュのロゴと「北海道産、大豆100%」という表記を見ると、すぐにカゴに入れてしまいたくなるお豆腐ですが…
原材料に注目してみると、気になるものがありました。
あまり聞きなれない、「消泡剤(グリセリン脂肪酸エステル、炭酸カルシウム、レシチン炭酸マグネシウム、シリコーン樹脂」が気になりますよね。
どうやら「消泡剤」というのは、大豆を煮沸するときに出てくる泡を消すために使われるそう。これを使うことで、食感の良いきれいな豆腐に仕上がるそうです。(※出典:全豆連 http://www.zentoren.jp/dish/additive.html)
しかし、私がよく購入する「さとの雪」の豆腐には、「消泡剤」が入っていません。
(画像:公式サイトより)
・さとの雪の原材料:大豆(国産)、食塩/凝固剤(粗製海水塩化マグネシウム(にがり)
できるならば、トップバリュでも「消泡剤」を使わないでほしいと思いました。
【2】ちくわ
普通に美味しく食べられて、以前よりも味が良くなった気がします。なにより98円(税抜)というお値段は安いです。
でも、原材料を見ると添加物が多いので、他メーカーを選びたくなります。
ちょっと気になるのは「ソルビトール、炭酸Ca、pH調整剤」です。「ニッスイ」のちくわには、これらの添加物が入ってません。
(画像:公式サイトより)
・活ちくわの原材料:魚肉、でん粉、はっ酵調味料、食塩、砂糖、植物油脂、調味料(アミノ酸等)
ニッスイ以外のメーカーでもそれほど添加物は使われていません。なぜかトップバリュの「ちくわ」の添加物は目立ちます。
【3】食パン
トップバリュの食パンの種類は豊富ですが、こちらの商品が価格的に一番レギュラータイプなのかと思います。お値段は、138円(税抜)です。
パッケージに書かれているように、ふっくらもっちりとして味は美味しいです。でも、原材料の添加物の多さにびっくり!
パスコの食パン「超熟」と比較してみると一目瞭然です。
(画像:公式サイトより)
・超熟の原材料:小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)
パスコには、気になる添加物が全くない…
味が美味しく、値段もそれほど変わらないので、食パンを買うなら私は「超熟」一択ですね。
【4】ペットボトルのお茶
ペットボトルのお茶コーナーでは、トップバリュの商品が多く並んでいます。ハト麦ブレンド茶58円、麦茶55円(税抜)とっても安いですよね!
でも、添加物が目についてから避けるようになりました。
「乳化剤」です。
成分の分離を防ぐためかと思われますが、他のメーカーでは「乳化剤」は使われていません。
例えば、「伊藤園」の麦茶。
(画像:公式サイトより)
・健康ミネラル麦茶の原材料:大麦(カナダ、オーストラリア、日本、アメリカ)、飲用海洋深層水、麦芽/ビタミンC
伊藤園では「乳化剤」は使われていないようです。
【5】乳酸菌飲料
子供が好きな乳酸菌飲料。トップバリュの商品には、ビタミンDや鉄分、カルシウム、乳酸菌などありがたい成分がたくさん書かれていて魅力を感じますよね。
10本入り168円(税抜)のトップバリュの乳酸菌飲料は他のメーカーに比べてダントツで安いです。
一番気になるのが、「甘味料」。
乳酸菌飲料は特に甘い飲み物だと思いますが、その甘味が「甘味料」によるものだと思うと…正直、子供には飲んで欲しくありませんよね。
代表的な乳酸菌飲料、「ヤクルト」はどうでしょう?
(画像:公式サイトより)
・ヤクルトの原材料:ぶどう糖果糖液糖(国内製造)、砂糖、脱脂粉乳/香料
原材料はとってもシンプルですね。添加物は、「香料」のみです。多少値段が上がってもいいので、トップバリュの乳酸菌飲料も「ヤクルト」を目指して欲しいです。
■まとめ
トップバリュ食品のうち、原材料の「添加物」が気になる商品を挙げました。
普段それほど添加物に神経質ではありませんが、“余計なもの”が入っている商品よりも、入っていない商品のほうを購入したいですよね。
これからもトップバリュをフルに活用したいので、改善してくれると嬉しいです。
■プロフィール
「トップバリュなら間違いない」が口癖の30代子育て主婦です。自称“トップバリュ信者”。節約しながらも食にはこだわりたい。でも、なるべく料理に手間や時間をかけたくない。そんなワガママな要望に応えてくれるのがトップバリュの商品たち。買って食べて納得!満足!高いコスパのトップバリュに惚れ惚れする思いを皆さんと共有したいです。
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>