人気のおかず生姜焼きは、豚肉とスライスした玉ねぎを組み合わせて調理するのが一般的ですが、玉ねぎにちょっと工夫するともっと美味しくなるようです!
今回紹介するレシピは、生姜焼きに「すりおろした新玉ねぎ」を加えます。
甘みたっぷりの新玉ねぎを加えると、ほっとする味わいの生姜焼きが出来上がります。
新玉ねぎの味わいを活かすために、調味料はシンプルに仕上げます。
豚肉は火の通りが早く、味が馴染みやすい豚こま肉を使用すれば時短に。包丁いらずな上に、少ない工程で簡単に作れるメインおかずです。
■しょうが焼きの新常識「すりおろし新玉ねぎと豚こまの生姜焼き」レシピ
まず、材料です。
■材料(2人分)
・豚こま肉 300g
・新玉ねぎ 1/2個
・生姜 20g
・醤油 大さじ2と1/2
・みりん 大さじ2と1/2
・酒 大さじ2
・サラダ油 適量
次に作り方です。
■作り方
1.新玉ねぎと生姜は皮をむき、おろし金ですりおろす。ボウルに入れ、醤油、みりん、酒と合わせておく。
2.フライパンにサラダ油を引き、中火で加熱する。豚こま肉を入れたら、色が変わるまで炒める。
3.色が変わったら1を加える。
4. 汁気が少なくなるまで煮絡める。
出来上がり!
新玉ねぎと生姜をすりおろしたら、あとはさっと炒めるだけ。10分程度で簡単に作れるので、仕事帰りの晩ごはんにもおすすめです。
■ポイント・コツ
・味馴染みのよい豚こま肉を使用することで、漬け込まなくてもおいしく仕上がります。火の通りも早いので、短時間で調理できるのもメリット。
・たまねぎをすりおろすときにバラバラになってしまった部分は、そのまま入れて構いません。大きすぎる場合は手でちぎって入れましょう。
・新玉ねぎはすりおろすと水分が出てきます。お肉に加えた時は水っぽく感じるかもしれませんが、炒めながら水分を飛ばすので大丈夫です。水分が少なくなるまで煮詰めて、たれが全体によく絡んだら火からおろしましょう。
■旬の新玉ねぎでいつもの料理が一味変わる
1年中手に入りやすい野菜も旬を迎えると、見た目や味わい、栄養価にまで変化があります。家庭で使われることの多い玉ねぎは、春になると“新玉ねぎ”としてスーパーなどに陳列されていますよね。通常玉ねぎは出荷前に乾燥させて保存性を高めますが、新玉ねぎは乾燥させずに出荷されます。皮が白くて瑞々しく、辛みが弱い新玉ねぎは生でもおいしくいただけるのが特徴です。
新玉ねぎの優しい甘みと爽やかな生姜の味わいで、ごはんはもちろんお酒とも相性抜群!「毎日これがいい」なんて声があがりそう♪
すりおろしテクは一生使えそうな裏技ですね。
春の味覚を味わえる生姜焼き、今晩のおかずにいかがですか?
■クリエイター紹介
レシピ・画像提供:misa
飲食店で勤務しながら料理家/フードライターとして活動中。居酒屋にてメニュー開発の経験もあり、おつまみレシピの考案が得意。レシピ開発、料理写真・動画撮影、食に関する記事執筆を行っている。
Instagram:m_i_mmkg
※情報は掲載時点のものです。
<取材・編集:GourmetBiz編集部>