ドラッグストア等で購入できるプチプラ価格のコスメ商品、通称「ドラコス」。
手軽に買えることで幅広い世代から人気を集める一方、デパコス(=シャネルやディオールなどのブランドコスメの通称)のように専門の店舗を構えていないため、ドラッグストアの品揃えによってはかなり不便を感じる人が多いようです。
メーカーの事情などが関係しているという話題がXで大バズりし、話題となりました。
(画像はイメージ)
■話題になっているのはドラコスの品揃え
ドラコスことドラックストアコスメはプチプラで手に入りやすい魅力があるコスメ。
身近なところで購入できることや、試しに使ってみたいものも挑戦しやすいメリットも。
そんなドラコスといえば、有名なところでいうと『キャンメイク』『ちふれ』『インテグレート』『ファシオ』『エクセル』などのメーカーが挙げられます。
しかし、ドラックストアによっては置いてあるメーカーにバラつきもあり、欲しい商品を求めて何店舗か探し回ったという声も少なくはありません。
Xで話題になっているのは、「キャンメイク」を買いたくてドラッグストアを訪れたところ取り扱いがなく、お店の人に聞いてみると、ある程度の販売数が見込めていないと仕入れが難しいといった主旨のことを言われたというもの。
いわゆるノルマ的なものがあり、それが見込めないお店では導入すら出来ないそうで「田舎には置けない」という説明に衝撃を受けたようです。
「キャンメイク」の商品は、@cosmeベストコスメアワードに入賞したり、VOCEベストコスメも常連の人気プチプラブランド。
(画像は人気商品「キャンメイク ミックスアイブロウカラー」)
「キャンメイク」の取り扱いがない店について思うところがあった人は多かったようで、このポストに「キャンメイクはある程度売れる見込みが立ってる、或いは売れてる店にしか導入させてもらえない」「前にドラストで働いてたことあるけどキャンメイク置けるのは月の売り上げ◯◯万の店舗とかあるんだよね」「キャンメイクは置ける店舗の条件が厳しくてエリアごとに販売可能店舗数が決まってるので、前職のドラストだと新しい店舗で売りたかったら既存の店舗での販売ブースを無くしてからじゃないと販売出来ないってルールだった」という反応があがったのです。
このようなルールがあるとなると、キャンメイク難民が増えるのも納得ですね。
■キャンメイク以外のメーカーもさまざまな事情が?
また、キャンメイクだけに限らずネット上では「本物の田舎はエクセルなんてない」「エクセルあるの?田舎じゃないけど大きな駅近くのドラストでしか見ない」「エクセル置いてあるのは見たことない」「ちふれはマジでどこにでもある」「かなりの田舎だけどKATEはあったな」などの反応が。
ドラックストアによってメーカーの取り扱いはさまざまのようです。
今回は、プチプラコスメのメーカーがドラックストアの店舗によって品ぞろえがさまざまだという話題があがりました。
品揃えについては、さまざまなメーカーの事情がありそうですね。
今回もXを介して集合知が生まれた面白い現象でした。
これを機にドラコスの品揃えにまた新たな動きが生まれるか注目したいですね。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>