マクドナルドが2月23日から販売を開始したハッピーセット「星のカービィ」。
翌日にはほぼ全店で販売が早期終了となってしまったほどの人気ぶりですが、手に入れたユーザーの間では、カービィの個体差が激しいことが物議を醸しています。
（画像：AFP＝時事）
■四角い、しゃくれ…炎上不可避な「個体差」、炎上せずに大バズりの不思議
23日から発売の「チキンマックナゲットハッピーセット」「チーズバーガーハッピーセット」を購入すると、期間限定で人気ゲーム「星のカービィ」のぬいぐるみが付いてくるというマクドナルドのキャンペーン。
ぬいぐるみの種類はカービィの他、「ぷかぷかカービィ」「ウィンクカービィ」「ワドルディ」の4種類です。
（画像は公式サイトより）
ところが、大変な人気を集めたことから、マクドナルドは24日時点でほぼ全店で販売終了したことを発表。SNS上では、手に入れられず嘆く声があふれます。
実はここで、もう一つSNSで話題になっていることが。
それは、ハッピーセットに付いてきたカービィたちの個体差が激しいこと。
実際に手に入れた人たちから「個体差えぐい」「別人」「様子がおかしい」などの声が上がり、注目を集めているのです。
■個体差激しすぎるカービィを楽しむネットユーザーたち
「個体差が激しい」として、カービィぬいぐるみを手に入れたSNSユーザーたちは早速自分のカービィの写真をアップ。
「四角いカービィ」「しゃくれカービィ」「明らかに毛質が違うカービィ」「たんこぶができたカービィ」など、実にさまざまな形のカービィがアップされ、注目を集める結果に。
すると、あるユーザーが「ハッピーセットのカービィ、個体差が激しいことで不良品扱いされて炎上するどころか、逆に大バズりしてるのすごい」と指摘します。
確かに、SNSでは個体差の激しいカービィが次々アップされていますが、クレームや炎上にはつながらず、むしろ皆さん楽しんでいるよう。
一体何がそうさせるのでしょうか。
■個体差の“愛着”にファン、ニヤニヤ？「おまけだから」「カービィだから」「唯一感」
個体差の激しいカービィが、炎上案件になるどころか受け入れられてさらにバズっている理由について、ネットユーザーたちからはさまざまな考察が寄せられます。
意見として多いのは「ハッピーセットのおまけだから」というもの。あくまでカービィは「おまけ」にすぎないため、そこまでクオリティを求められていないとの意見が寄せられました。
また、「ぬいぐるみならではの唯一感」を理由に挙げる人も。個体ごとに形や表情が違うと、「自分だけのもの」感があって愛着が湧きますよね。
しかし、一番の理由としてネットユーザーが挙げたのは「カービィだから」というものでした。
ゲームでのカービィは、口を大きく開けたり潰れたりなど、いろいろな姿に変わる所が魅力。
そのため、ユーザー側もカービィが四角かったりしゃくれていたりしても個性として受け入れる人が多いのではないかという意見が多く見られました。
皆同じ形をしているよりも、個体差があった方が「自分だけのカービィ」として特別感があるかもしれませんね。
早々に販売終了してしまったハッピーセットのカービィですが、3月1日からは第2弾の販売が開始される予定です。
（画像は公式サイトより）
こちらも争奪戦が予想されますが、どんな「自分だけのカービィ」が手元に来るか楽しみですね。
※商品情報は掲載時点のものです。
＜取材・文・編集：GourmetBiz編集部＞