京都宇治茶の老舗「伊藤久右衛門」が海外進出。オンラインショップをオープン。

投稿日:2015/11/05 12:45 更新日:

京都宇治茶の老舗 伊藤久右衛門(所在地:京都府宇治市、代表取締役社長:北村 公司)は、米国で子会社「Itohkyuemon North America Inc.」を立ち上げ、オンラインショップ「UJIDO.COM」をオープンしたことを発表した。

img_79975_3

【Itohkyuemon North America Inc.の概要】
(1)社名:Itohkyuemon North America Inc.
(2)事業内容:宇治茶、抹茶または宇治茶加工品の製造販売
(3)所在地:米国ネバダ州ラスベガス
(4)主要株主:株式会社伊藤久右衛門(100%)
(5)社長:広瀬 穣治
(6)URL:http://ujido.com/

オンラインショップではお茶を販売するだけではなく、日本の京都・宇治のお茶文化・歴史・伝統を発信しながら、日本とは異なる販売手法・商品を展開していくとの事。
img_79975_2

【新ブランド「UJIDO(宇治道)」】
日本では高級茶の生産地として知られる宇治だが、海外ではまだその知名度は高くない。
同ブランドでは、産地“宇治”を世界に広めるために、先人たちより受け継いだ宇治茶を、現代版の新たなコンセプトで発信。古来から伝わるお茶の健康や美容の栄養成分に焦点を当て、新たな「お茶の時間」を創り上げるとしている。

【市場性に合わせた商品展開】
食生活や商習慣の異なる海外では嗜好も日本とは異なるが、北米市場では抹茶の機能性が高く評価されており、スーパーフード(健康機能食品)として注目されている。
同社では豊富な栄養価に注目し、難しい作法や手間も不要で、毎日の生活で手軽に楽しむことのできる「料理用抹茶」商品の展開を開始。今後は料理用抹茶だけに留まらず、現地マーケティングを進め、新たな商品開発を進めていくとしている。
img_79975_3

【伊藤久右衛門のあゆみ】
江戸後期・天保3年、初代伊藤常右衛門・瀧蔵が田原村 名村(現宇治田原 南)にて茶業に携わったことにはじまり、百八十余年にわたり茶づくりを継承。現在も代々受け継がれる茶園で、茶づくりを行っている。

Copyright© Itohkyuemon

\ この記事をシェアする /

Copyright© Gourmet Biz-グルメビズ- , 2024 All Rights Reserved.