ニトリに大人気商品が爆誕しているようです。
店頭では「好評につき売り切れ」になっており、最近トレンドの「お白湯」との相性も良い「ありそうでなかった」画期的なアイテムが大バズりしています。
(画像:ニトリ外観/撮影:GourmetBiz編集部)
■ステンレスタンブラー「セラミック加工」に待望の「マグ」が爆誕!
現在、ニトリで完売中の商品がこちら。
「セラミックコートステンレスマグ(モカ AL01)」
(画像:ニトリ公式サイトより)
保温性の高い「ステンレスマグ」の一種で、最大の特徴は「内側がセラミック加工」になっている点。
タンブラータイプはニトリをはじめ、他社からも出ていますが「マグ」の形状のものはなかなか見ることがありません。
「ステンレスマグ」は、温かさや冷たさを維持できる一方、「金属臭」や「口当たりの異物感」に不満の声が多く、香りや味が繊細に伝わる飲み物にはあまり適さないという難点がありました。
特に「お白湯」は、「味」や「香り」がないため、ステンレスの「金属臭」や「異物感」を感じやすく、温かい温度のまま「ゆっくり飲みたい」というニーズがある一方で、保温性を維持するマグの最適解がない状況でした。
そんな中、見事にお白湯ユーザーの需要にリーチしているのがこの「マグ」なのです。
セラミック加工によって、やさしい口当たりを実現。
金属のニオイを感じにくく、保冷・保温の効果を期待できます。
(画像:ニトリ公式サイトより)
ステンレス真空二重構造で温度をキープする仕様。
(画像:ニトリ公式サイトより)
この「モカ」カラーのものは、前回調査時(1月24日時点)はオンラインショップで「3月下旬以降のお届け予定となります」と記載されており、「約2ヶ月待ち」ではあるもののカートに入れることは出来ましたが、現在は「準備中」。
カートに入れることが出来なくなっています。
「2ヶ月待ち」の時に買っておけば良かった…と思う人のために、まだ大丈夫な商品があります。
色違い「ブラック」カラーのものは在庫があるようで購入することができます(2月1日現在)。
(画像:ニトリ公式サイトより)
しかし、こちらも前回調査時は店頭在庫は十分にあるようでしたが、いまは「在庫なし」「在庫わずか」の店舗が続々と増えてきているようです。
■でも、これって「実際どうなの?」意外な危険性が潜んでいた
実際、飲み心地や使い勝手がどうなのか、調べてみました。
ブラックの実物はこちらです。
飲み口は10センチほどあり、大きなサイズの「マグ」という印象。
容量は430ml。
スタバのトールは350ml、グランデは470mlですので、量としてはかなり入ります。
内側の色はホワイトです。
実際に飲み物を入れて飲んでみると、口当たりは「プラスチック」のような軽くてソフトな印象で「金属」はめっきり姿を消してくれていました。
しかし、意外な危険性が潜んでいる!?と感じたことがあります。
単純に「やけどに注意」なのですが、これがなかなか油断してしまいやすい構造になっています。
熱い飲み物を入れてみたところ、マグの「保温」性能が高い一方で、マグの外側は「冷え冷え」。
手に持った時に「熱い飲み物が入っている」感覚が全くないのです。
マグを口にあてた瞬間も「まさか熱々の飲み物が入っているなんて」想像できないくらい「マグのフチ」は「常温」。
その感覚だけで、ついつい「ゴクっ」とやってしまうと「熱っ!」と、とてつもなく熱い飲み物が口に飛び込んできます。
この「外見」と中身の不一致さは、慣れるのに時間がかかりそうです。
これまで、私たちはマグを手で持った時の外側の温度で、「だいたいこれくらい熱い」と察して「おそるおそる啜る」のか「ぐいっと飲む」のかを判断していたんだなぁと考えさせられた商品でした。
ニトリの大ヒット商品になりそうな「セラミック加工」のステンレスマグ、今後の在庫の拡充状況やどんな人たちにリーチしていくのか引き続き注目が集まりそうです。
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>