コンビニエンスストア大手・ファミリーマートが2021年より展開し、注目を集めている「コンビニエンスウェア」シリーズ。
スウェットが「売切」する店舗が続出しているそうです。
(撮影:GourmetBiz編集部)
先日、X(旧Twitter)でコンビニで3000円のスウェットを買うぐらいなら、3万円で生地の良いスウェットを買ったほうがいいという「ファミマのスウェット」をディスるようなポストが炎上し、プチプラファッションに関する様々な分析がSNSを賑わせました。
この騒動は、プチプラファッションの再評価に発展。
「ファミマのスウェット」は、一気に注目を集めることになったのです。
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■「チャンピオン」相当の優れもの!?
その影響か、ただいまファミマでは「スウェット」が完売してしまっている店舗が続出しているようです。
ファミマのスウェットは何がすごいのか、実物とともに見ていきましょう。
こちらはスウェットパーカーです。
(撮影:GourmetBiz編集部)
スウェット生地の難点である洗濯すると「縮みやすい」というデメリットを解消すべく生地の向きを横向きに裁断。着丈方向の伸縮を軽減させています。
生地を横方向に使用しているのが分かります。
(撮影:GourmetBiz編集部)
普通はこのように縦方向。
(撮影:GourmetBiz編集部)
詳しい方ならすでにピンと来ているかと思われますが、これはスウェットの名品「チャンピオン」で採用されているあの製法。
「REVERSE WEAVE®リバースウィーブ®」という製法ですが、これは商標登録されておりチャンピオン製品にしか使用してはいけない表現です。
商標の都合上、リバースウィーブ®という文言こそ使われていませんが、チャンピオンでも採用されている製法がコンビニウェアで展開されていることに驚いた人は多いのではないでしょうか。
ファミマのこの事業への強いこだわりを感じるポイントです。
補足ですが、チャンピオンはさらに横にリブをつけることで横方向の伸縮の軽減も可能にしていますが、ファミマのスウェットにはリブはありません。
しかしながら、生地の向きを変えることでコストがかかるというデメリットを含んでもこの価格帯を実現しているのは、驚異的。
スウェットの名品と同等レベルと言ってもいいくらいの優れものなのです。
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<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>