もしもの時のために備えておきたい給水バッグ。災害時において水の確保は必須ですからね。
そこで、今回はダイソーの給水バッグをご紹介したいと思います。
(画像:時事)
■『緊急用給水バッグ3L』を選びました!
今回、私が購入したのはダイソーの『緊急用給水バッグ3L』。お値段は税込み110円です。
数ある給水グッズの中からこの商品を選んだ理由は、力が弱い・体力にも自信がない私にとって、この3Lの給水バッグが一番持ち運び時の負担が少ないと感じたからです。
最初は、大は小を兼ねるとばかりに、20Lの肩掛け紐付きを買おうとしていたのですが「いやちょっと待てよ……私これ持てる?」と思ってそっと棚に戻しました。
給水バッグを使う場面は、数週間あるいは1カ月近くも断水が続いて、給水車から自宅へ水を持ち運ぶときなのですが、私のように力がない人はそもそも20Lが持てません。男性でもキツイのでは?
それなら5L?3L?といろいろ検討した結果、“3Lを両手で持つ”のがベストだと思いこの商品に決めました。水を入れたら自立する点も理由のひとつです。
■買ったまま放置はいざという時危険?中身をだして初めて気づいたポイント
パッケージから中身を出してみて、初めて気づいたことがありました。
災害グッズは、買ったままの状態で保管することが多いと思うので、気づいたことを書き留めておこうと思います。
今回購入したダイソーの『緊急用給水バッグ3L』には、画像のように日付・氏名を書く用の枠があります。
なるほど、被災時にはこういうことも必要なのだと思ったと同時に、平常時にあらかじめ氏名を記入しておいたほうがいいと感じました。
買ったまま放置が危険な理由:
「名前を書く欄があり、マジックを持っていない可能性が高い」
「買った後に、中身を出して氏名を書いておいた方がよい」
また、油性マジックを非常用袋に入れておいたほうが良さそうですね。枠のサイズは、縦4.6cm横23.6cmとわりと大きめで助かります。
次に持ち手です。持ち手は楕円形の穴があいているのみ。
今回は、お試しで家のなかを歩き回っただけなので負担を感じることはありませんでしたが、給水車から自宅まで歩くことを考えると指が痛くなりそう……。
手袋があれば、その痛みをカバーできるかと思います。非常用セットにはたいてい軍手が入っていますよね、万が一、給水バッグを使う場面が来たら軍手も一緒に持っていきましょう。
■水をいれてみたよ!
最後に、実際に水を入れたところを紹介いたします。
中央付近にある赤く太いラインが分かるでしょうか?このラインが約3Lのラインです。
その下に「この線は給水時の満水ラインです。この線を越えない様に給水してください。」との記載があったので、ラインの少し下まで水をいれました。
謳い文句の通り、水を入れたらしっかりと自立します。
ちょっと画像では分かりにくいかもしれませんが……底部分の両端には水が入らない仕様です。
なんで?と思ったのですが、この仕様が自立を助ける働きを果たしているのかもしれません。
上部にあるチャックは思っていたよりも、しっかりとしていて丈夫です。試しに横に倒してみたところ、水が漏れることはありませんでした。
ただし、パッケージには「チャック付で水漏れを防ぐ設計ではございますが、にじみ出る事もございますのでご注意ください。」との記載があるのでご注意を。他にも注意点の記載があるので、目を通しておくのをおすすめします。
■ご家庭に合ったベストな対策を
今回は、数ある給水バッグのなかで個人的に「これにした!」というダイソーの『緊急用給水バッグ3L』をご紹介しました。
決め手となった二つの理由:
「3Lなら女性のわたしでも一人で持てる」
「袋が自立する」
本音を言えば、これさえあればOKとは言えないなと感じたところも。例えば、1家族1名とルールが設けられた場合は3Lでは足りないなど。家族の人数によっても変わりますよね。
改めて「我が家の場合はどうするか?」を家族全員で話し合うことが大切だと感じました。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
■商品名:ダイソー「緊急用給水バッグ 3L」
・価格:110円(税込)
・商品番号:4968988087504
・原産国:中国
・材質:本体 ナイロン/n 本体 ポリエチレン
・商品サイズ:29.5cm × 0.02cm × 26.5cm
・内容量:1個入
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>