2024年年明け、ユニクロでは「UNIQLOxMarimekko」の限定コレクションが発売されました。
2024年1月1日(月)より、オンラインストアと実店舗の両方で販売開始。
発売から1週間が経過した現在、実際に購入した人たちの声などを調査してみたところ意外な声もあがっているようです。
(画像はユニクロ外観)
■「ヒートテックソックス」の裏側に物議!?
発売前から人気の高かった「ヒートテックソックス」。
実は、裏側がこうなっています。
内側の糸は柄全体にあります。
商品のタグには「デザイン特性上、内側の糸が長く残っています。糸を切ってしまうと穴があく事があります。また、着用時に指に引っかからない様にご注意下さい。」と注意書きがありました。
マリメッコのデザインを再現するための苦肉の策だったことが垣間見える注意書きです。
ネットでは「仕方がない」「努力したんだなぁ」などの配慮する声のほか、「知ってたら買わなかったかも」「裏がびっくりするほど糸だらけ」「失敗した。内側の糸が苦手」などの後悔の声もあがっています。
しかし、擁護派が多く、「引っかかったり、不快感などはありません」「そこまで気になりませんでした」「この価格とは思えないクオリティ」など、理解をしめす声が多くあがっていました。
■「ラウンドミニショルダーバッグ」柄の出方の違いに不満の声も!?
そして、世界的バズを生み出した「ラウンドミニショルダーバッグ」にマリメッコプリントをあしらったこちらのバッグについて。
「ラウンドミニショルダーバッグ」
(画像は公式サイトより)
柄の配置にばらつきがあるという声があがっています。
プリント生地を使用しているため、裁断の位置によっては柄が好みの配置ではない場合があり、オンラインで購入した人を中心に不満の声がちらほらと出ています。
完売するとオンラインの予約販売でしか購入することが出来なくなるため、柄の出方にこだわりがある人は店頭で柄をチェックして購入した方がよいかもしれません。
「ラウンドミニショルダーバッグ」は、もともと1500円ですが、今回のマリメッココラボでもブランドコラボ分の値上げをせず1500円で発売されました。
柄を全て統一しようとすると、効率的な裁断が出来ず大量に生地を廃棄することになり、当然のことながらコストが上がってしまいます。
このことを加味してか、ネットでは擁護派が多く「1500円は安すぎ」「柄は特にこだわりないから気にならなかった」「神な柄配置に出会えてラッキーだった」などの声があがっていました。
また、「ラウンドミニショルダーバッグ」を買ったことがなかった人で、今回のコラボで初めて購入したという声も散見されたことから、新たな客層にアプローチできた商品のようです。
現時点では、黒とベージュは、オンラインではすでに「予約」に移行し、白のみ在庫があるようでした。
また、この商品はオンライン上から店舗の在庫を確認することが出来ず「この商品の在庫は、店舗にてご確認ください。」という記載になっています。
実際にいくつかの店舗に足を運び在庫を見たところ、白と黒が完売しベージュのみ在庫があるという店もありました。
色による人気の格差はあまりなく、3色どれも人気を博したということかもしれません。
■転売対策と予約販売を企画したマリメッココラボ
「2024年ニューイヤー UNIQLO x Marimekko 限定コレクション」は、通常販売の商品が品切れとなり次第、予約販売の受付を開始しており、対象商品は、UNIQLO x Marimekko全商品。
「転売」対策として「1商品につき、1色柄1点までの購入に制限させていただきます」という案内がされています。
同一サイズのカラー違いは購入可能(例:カラー展開が4色ある場合は、最大4点までの購入が可能)と、あくまで個人の着用の範囲内を前提とした表現。
直近では、「アニヤ・ハインドマーチ」とのコラボアイテムが即日完売したり、発売された日にユニクロのオンラインストアが一時繋がりにくい状況になったことがあり、大きく報道されました。
今回は、素早い対策が功を奏し、大きな混乱はなかった様子。
6年ぶりとなったマリメッココラボは、一部で物議を醸したものの、ファンをある程度満足させるものとなったようでした。
※商品情報は掲載時点のものです。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>