元日に発生した「令和6年能登半島地震」。数日を経た今、次々と被害状況が明らかとなっています。
そのような中、「自分にも何かできること、役に立つことはないか」と模索している方も多いのではないでしょうか。
被災地域以外に住む人たちが支援・協力できる方法の一つに、「被災地の銘菓・名産品を買う・食べることで応援」という方法がネットで話題になっています。
X(旧Twitter)で地元が「しんどいことになっている」と思いを語りつつ、金沢の美味しいものを紹介したユーザーが登場すると、多くの人々がそれに反応。
金沢へ直接足を運ぶことは難しい現状ですが、県外のデパートやアンテナショップなどで被災地の品を買うことで遠隔的に支援できるのではないかと思う人の声が多く上がりました。
ポストでは、金沢はじめ石川県の銘菓や名産品を次々と紹介しています。
例えば、もちもちの皮が美味しい、森八のどら焼き。
金箔をあしらった上品な和菓子なので、お土産にもぴったりの品。
森八
宝達
(画像:公式サイトより)
森八は、どら焼きの他にも落雁やもなか、葛切りも人気。東京・神保町にも店舗があるので、都内でも遠隔支援に繋げることができるかもしれません。
■「きんつば」や「加賀棒茶」も有名!石川県の銘菓・名品
中田屋
きんつば
(画像:公式サイトより)
続いて、薄焼きの皮に包まれたたっぷりのあんこが至福な、中田屋のきんつば。
栗の季節に出る、栗入りのきんつばも格別なのだとか。大阪・阪急梅田店でも買えるそうです。
丸八製茶場
献上加賀棒茶
(画像:公式サイトより)
和菓子にぴったりのお茶が、丸八製茶場の「献上加賀棒茶」。ティーバッグもあるので、手軽に美味しいお茶を楽しめます。
丸八製茶場は、東京・品川駅構内のエキュート品川内にも店舗があります。
不室屋
ハローキティ宝の麩
(画像:公式サイトより)
さらに、お土産におすすめなのが、不室屋の「宝の麩」。
お湯を注ぐだけで中から具材が出てくるので、お味噌汁やすまし汁として楽しめます。
食べたことがあるというネットユーザーからは「とても軽いので海外へのお土産にもおすすめ」との声も寄せられました。ハローキティとのコラボ商品も展開しています。
柴舟小出
山野草
(画像:公式サイトより)
日持ちするお土産を探している人には、柴舟小出の3種の蒸しカステラ「山野草」もおすすめ。
カステラが「山」「野」「草」と3種類に分かれており、賞味期限は最も短い「草」でも2週間はもつとのこと。
投稿主いわく「3種類のうち、どれが一番好き?と聞くと大抵意見が割れる。それくらいどれも美味しい」のだそうです。
■北陸地方に住むネットユーザー「是非旅行に行ってたくさん食べて」
上記で紹介した商品は、本店に直接行けないという場合でも、「デパートの地下にある全国名店街みたいなお菓子売場をのぞいてみてください」というポストもされていました。
震災前に出荷されていて、かつ日持ちするものであればまだデパートなどの店頭に並んでいる可能性があります。
石川県や富山県をはじめ、北陸には美味しいものがたくさんあります。
上記投稿主の投稿に対し、ネット上では「落ち着いたら是非旅行に行ってたくさん食べてほしい」「和菓子以外にもお酒や調味料、加工食品などあるかと思います。少しでも助けていただけるようでしたら幸いです」「自粛なんていらないから、こういう情報アップしてほしい」など、北陸在住のユーザーから賛同の声が多数寄せられています。
物資支援や募金の他にも、被災地の名産品、特産品を買って・食べて応援するのも支援につながると考える人は多いようです。
地元の人から発せられた声という点も、今回話題になったポイントのようです。
多くの人がXを使用している現在、北陸在住の方々から今後どのような声が出てくるのか引き続き注目していきたいです。
※情報は掲載時点のものです。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>