漫画作品を原作としており、深夜帯放送のテレビドラマシリーズとして人気を博している『孤独のグルメ』。
松重豊さん演じる井之頭五郎さんが1つの仕事に取り組む最中で、空腹を満たすべくお店を探す様子が1話完結型で描かれており、放送時間も相まって視聴者の食欲を刺激する作品です。
そんな『孤独のグルメ』で五郎さんが訪れた店はどれも食欲がそそられるものばかりですが、今回の記事では中野、杉並エリアの店舗を8つ（※閉店のものも含む）紹介します。
（画像：やきとり「泪橋」公式SNSより）
■東京・中野エリア「みやこや」
シーズン1・第6話で五郎さんが訪れ、「鷲ノ宮のロースにんにく焼き」を堪能。
東京・中野
「みやこや」
所在地：東京都中野区鷺宮3-21-6
西武新宿線の鷺ノ宮駅から歩いて3分ほどの距離にひっそりと佇む「みやこや」。カウンター席がメインのこぢんまりとした店内で、昔懐かしい定食屋さんです。
店内は人が入れ代わり立ち代わりのことが多く、ランチタイムは学生さんやサラリーマンで空き席がないこともしばしば。
メニューには絶品の豚肉料理が揃っており、五郎さんが味わった「ロースにんにく焼き」だけでなく、揚げ物では「ロースカツ定食」や「ヒレカツ定食」、焼肉では「ロースしょうが焼き」定食など、「間違いない」と言ってしまいたくなる品々が並びます。
ネット上では、『孤独のグルメ』の影響でお店を訪れた方の声が続出しており、「ガツンとニンニクが効いていて、甘辛なタレが利いたご飯が進む逸品！」や「ピリ辛で、ニンニクがガツンときいて旨い」など、「ロースにんにく焼き」を絶賛する人々が数多く見られました。
他にも、「ロースカツはお肉が柔らかくてとってもジューシー」や「衣サクサク、お肉はとても柔らかく大満足」のように、“王道”のロースカツ定食の人気ぶりもうかがえましたよ。
1度食べたらリピートしたくなる、日々のランチ・ディナーを彩ってくれるお店です！
■東京・中野エリア「平和苑」
西武新宿線の沼袋駅から徒歩10分弱でたどり着く老舗の焼肉屋さん。
東京・中野
「平和苑」
所在地：東京都中野区沼袋3-23-2
雰囲気のある外観から店内に入ると、年季が入った店内は煙でモクモク、炭火の良い匂いが感じられます。
シーズン2・第3話で五郎さんが訪問し、「沼袋のわさびカルビと卵かけご飯」を味わいました。
営業時間は夜のみとなっており、予約客で埋まっている日も少なくありません。
五郎さんも堪能した名物「わさびカルビ」は、わさびの辛味が脂ののったジューシーなカルビの旨味を引き立て、さっぱりといただくことのできる一品。
他にも「丸」や「三角」など赤身肉も人気で、上質なお肉でご飯もお酒も進みます。
ネット上では「これまでに食べた中で一番美味しい焼肉屋さん」や「リピートは間違いなし！！！！」など、数々のメニューを味わった後で虜になった方々が多く見られました。
また、通常焼肉に欠かせない「ライス」ではなく、五郎さんと同じく「卵かけご飯」を注文する方も多く、「卵にまでこだわりを感じますよ」というオススメの声も見られています。
決して広くはない店内ながら非常に人気店のため、訪問前には事前予約を忘れないようにしてくださいね！
■東京・中野エリア「キャラヴァンサライ包」
JR中央・総武線や都営大江戸線が通っている東中野駅から歩いて3分ほどで到着する「キャラヴァンサライ包」。
東京・中野
「キャラヴァンサライ包」
所在地：東京都中野区東中野2-25-6
JR中央・総武線の西口、または都営大江戸線のA3出口から数分歩くと到着します。
日本ではあまり馴染みのないアフガニスタン料理を提供しているお店で、絨毯が敷かれた座敷席からアラビアンな雰囲気が感じられます。
まるで異国を訪れたかのような錯覚に陥る中でいただくのは、現地顔負けのアフガニスタン料理の数々。
イスラム教徒の多いアフガニスタンでは豚肉を食べることが禁じられており、お肉料理は羊肉や鶏肉がメインです。
シーズン3・第5話で五郎さんが訪れ、「東中野の羊の鉄鍋とラグマン」を注文しました。
五郎さんも堪能した「羊の鉄鍋」はトマトベースの味付けに生姜の香りがマッチし、エスニック料理が苦手な日本人にもおすすめしたい一品。
料理だけでなくお酒も楽しめるため、幅広いニーズに応えてくれるお店です。
ネット上では「癖のあるものは少ないので、普段使いできるお店です」や「日本人の味覚に合わせてくれているのか」といったクチコミが見られ、日本人の舌にマッチした味付けであることが感じられます。
「異国情緒あふれる雰囲気」や「何だか海外旅行に行ってるような気分」など、食事とあわせてその雰囲気を楽しまれているお客さんも多いみたいです。
ちなみに、ビルの1階が「キャラヴァンサライ包」となっていますが、2階のカフェ、9階のバーの系列店のため、気になった方はこちらも訪れてみてはいかがでしょうか。
■東京・中尾エリア「泪橋」
シーズン7・第8話で五郎さんが訪問し、「百軒横丁のチキン南蛮と地鶏モモ串」を堪能しました。
東京・中野
「泪橋」
所在地：東京都中野区中野5-53-10
JR中央・総武線、東京メトロ東西線が乗り入れる中野駅の北口から徒歩5分ほど、中野ブロードウェイ近くで数々の居酒屋が軒を連ねるエリアにあるのが「泪橋」です。
こじんまりとした店内ながらカウンターだけでなくテーブル席も用意されており、鶏肉の絶品料理を味わうことができます。
宮崎のソウルフードである「地鶏の炭焼き」や五郎さんが注文した「チキン南蛮」などが看板メニューですが、お酒に合う串焼きや鶏肉のお刺身も大人気。
実際にネット上でも「鶏刺しの鮮度はここが都内で1番！」などの声が見られています。
もちろん、五郎さんが味わった「チキン南蛮」についても、「都内トップクラス」や「九州人も唸る旨さ」などの声見られ、その人気ぶりがうかがえました。
最高の鶏料理と絶品のお酒を楽しみたい方におすすめです。
■東京・杉並エリア「YO-HO's cafe Lanai」
シーズン4・第8話で五郎さんが訪れたお店。
東京・杉並
「YO-HO's cafe Lanai」
所在地：東京都杉並区阿佐ヶ谷南2-20-4 ハウスポート阿佐ヶ谷ビル 1F
現在は「閉業」しています。
■東京・杉並エリア「タムタム」
シーズン5・第3話で五郎さんが訪問し、「西荻窪のラム肉のハンバーグと野菜のクスクス」を注文しました。
東京・杉並
「タムタム」
所在地：東京都杉並区松庵3-25-9 北斗参番館1F
JR中央線の西荻窪駅から徒歩3分ほど、夜のみ営業しているモロッコ料理の専門店が「タムタム」です。
内装だけでなくカトラリー類や音楽など、至る所でモロッコの雰囲気に包まれた店内では、現地の良さを活かしつつも日本人の舌に合ったモロッコ料理の数々をいただくことができます。
看板メニューは山のような形状の鍋を使ったタジン料理で、野菜とお肉の旨味がじっくりと引き出された「ミートボールのタジン」などが大人気。
五郎さんがいただいた「ラム肉のハンバーグ」も、1度食べたら癖になる、他では味わうことのできない一品です。
ネット上では訪問時が初のモロッコ料理挑戦だという方が多いように見受けられましたが、「素材の旨みをしっかり引き出した滋味深いお味で、どれもとても美味しかった」や「日常では絶対に食べない不思議な味がしてとても美味しかったです」など、満足してお店を後にしたという声が印象的でした。
また、「女性が好きそうなおしゃれなお店です」といった雰囲気を絶賛する方も少なくはなく、女子会にもオススメのお店です。
■東京・杉並エリア「イート」
シーズン8・第2話で五郎さんが訪れ、「高井戸のタンステーキとミートパトラ」を堪能しました。
東京・杉並
「イート」
所在地：東京都杉並区高井戸西3-7-10
京王井の頭線・高井戸駅から徒歩7分前後、静かな住宅街にお店を構える老舗の洋食店。
しばらくの間長期休業期間に入っていましたが、現在は月、水、木曜を定休日とした上で再開されています。
メニューは「ハンバーグステーキ」、「ビーフシチュー」、「ポークジンジャー」など洋食屋のオーソドックスなものから、五郎さんがいただいた「ミートパトラ」や「チャーチャースープ」などあまりお目にかかれない品々まで、食欲をそそられる品々が並びます。
特に「ミートパトラ」はお皿いっぱいに敷き詰められた牛ひき肉をオーブンでこんがりと焼き上げた一品で、肉汁の旨味はもちろんのこと、その上に乗ったトマトや卵がさらに味を引き立てます。
見た目からは意外かもしれませんが、ご飯との相性も良く、「辛味の効いた挽肉で、ご飯が進む味」といった声も伝えられています。
また、「外カリ中トロの食感」や「口入れた瞬間にじっくりとろける美味さに感激」など、タンステーキに舌鼓を打つ方も多かったです。
数々の絶品メニューが揃っていることから、1つのメニューをリピートするのも良し、いろんなメニューを楽しむのも良しなお店です。
■東京・杉並エリア「つり堀 武蔵野園」
シーズン1・第5話で五郎さんが訪問し、「永福の親子丼と焼うどん」を味わいました。
東京・杉並
「つり堀 武蔵野園」
所在地：東京都杉並区大宮2-22-3 和田掘公園
京王井の頭線の西永福町駅からおよそ15分ほどの距離にある「和田堀公園」。
公園内の釣り堀の隣にある、特徴的な赤い建物の食堂が「つり堀 武蔵野園」です。
ビニールで囲まれた店内は、夏は涼しく、冬は暖かいため、釣りをしない方でも散歩がてら寄ってみたくなるお店。
店内では有名人のサインも見ることができます。
メニューは麺類、定食類、ご飯類に加えてデザートまで揃っており、五郎さんが堪能した「親子丼」や「焼うどん」が人気なのはもちろんですが、1番人気なのは「カツカレー」なんだとか。
マーボー豆腐と中華麺を絡めた「マーボー麺」や、エビフライを卵でとじた「エビ丼」も人気で、ボリューム満点なメニューが並んでいます。
ボリューム満点のカツと子どもでも食べやすい甘口のカレーがシンプルながらも味わい深く、釣りを楽しむ方や公園内を散策される方の食欲を満たしてくれますよ。
こうした公園併設の食堂は良くも悪くも“普通”な味だという印象を持っていまいがちですが、「つり堀 武蔵野園」は「ここは何食べても美味しいのね」や「場所によらずフードは美味しいです」といった声が見られています。
また、器を店内に返却すれば外で食べることができる料理もあるため、春や秋など気候が最適な時期にはピクニックを楽しんでもいいかもしれません。
■大晦日スペシャルは12月31日夜10時放送！
ここまで、『孤独のグルメ』に登場した名店の中から、中野・杉並エリアの人気店を8つ紹介しました。
みなさんが行ってみたいと思うような、食欲を刺激するお店はありましたか？
そして、7年連続となる「孤独のグルメ2023大晦日スペシャル」は、12月31日（日）夜10時放送！
（C）TV TOKYO
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【番組情報】
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https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume/
＜取材・文・編集：GourmetBiz編集部＞