ユニクロは、2018年のコラボレーション以来6年ぶりとなる「マリメッコ」コラボレーションコレクションを2024年1月1日から発売することを発表しました。
このコラボがネットを騒がせています。
(画像は公式サイトより)
■「UNIQLO x Marimekko」コラボ情報解禁にネットでは様々な声
6年前、2018年のコラボではマリメッコの大胆なデザインをあしらったワンピースや、Tシャツ、ショルダーバッグなどが展開されカラフルなアイテムが街を賑わせました。
発色のよい大きなグラフィックが特徴的なマリメッコですが、今回の「UNIQLO x Marimekko」コラボは一味違うようで、2024年のコラボアイテムにネットでは意外な声があがっています。
▼ネットの声、ざっと見
・デザインが意外と地味「そこがいい」
・「くつ下」が「いい!」
・転売対策?「予約販売」に好感
・メンズがない
・1月1日営業の店舗が近くにない
・オンラインがまた落ちる?
・争奪戦必至
・「好き」「欲しい」「コラボの誘惑はずっと耐えてきたけどもう我慢の限界!買う!」
それでは、さっそく気になるアイテムから見ていきましょう。
■世界的に人気「ラウンドミニショルダーバッグ」にマリメッコ柄
まず、今回最もインパクトのあった商品といえるのが、世界的バズを生み出した「ラウンドミニショルダーバッグ」にマリメッコプリントをあしらったこちらのバッグ。
世界中の人々を魅了しているバッグに、マリメッコ柄は「ずるい」としかいいようがないですね。
「バズる」運命しかないこのバッグについて、初見で「買う」と虜になった人も多いのではないでしょうか。
3色展開となっておりますが、ダークグレイ、ベージュ、ライトグレイとスタンダードなカラーのもの。
マリメッコの特徴的な「レッド」や「ブルー」鮮やかな「イエロー」はデザインされませんでした。
これがまず今回のコラボの意外な点。
その他のアウターやインナーなどを見渡しても、落ち着いたカラーやデザインが多い展開。
キッズラインナップにこそ「ピンク」を見つけることが出来ますが、全体を通して「地味め」と感じる人が多いようです。
■バッグよりインナーより、「くつ下」が人気?
続いて、意外にも多かったのが「くつ下」へのコメント。
グレー、レッド、ベージュの3色展開。
「レッド」といってもアースカラーのレッドであり、マリメッコのシンボリックな「真っ赤」ではありません。
その、おとなしめなデザインに好感を持つ人が多く、「これは欲しい」「くつ下かわいい」「くつ下なら買えるかなと思ったけど可愛いから売り切れそう」などの声があがっていました。
そして、このくつ下は、なんと「ヒートテック」。
機能性への驚きの声も多く、「ヒートテックなんだ」「お得すぎる」などの声があがっていました。
■転売対策?買い逃した人向けに「予約販売」を実施
今回の販売で特徴的な策なのが「予約販売」。
公式サイトには、以下のような告知が出ています。
(画像は公式サイトより)
「2024年ニューイヤー UNIQLO x Marimekko 限定コレクション」は、通常販売の商品が品切れとなり次第、予約販売の受付を開始するというもの。
オンラインストアのみで実施するそうですが、対象商品は、UNIQLO x Marimekko全商品という親切な内容です。
そして、何より「転売」対策と推測できるのが「1商品につき、1色柄1点までの購入に制限させていただきます」という文言。
同一サイズのカラー違いは購入可能(例:カラー展開が4色ある場合は、最大4点までの購入が可能)と、あくまで個人の着用の範囲内を前提とした表現になっています。
この注釈は、コラボページの上部に記載されているもののフォントサイズが小さいことなどからネットでは「もう少しアピールしてほしい」「告知が控えめなの」などの声があがっています。
もちろん、「予約販売」に喜びの声は多数あがっており、ユニクロの機転を利かせた配慮は多くのユニクロ×マリメッコファンに届いているようです。
■「メンズ」展開なしを悲しむ声も
ほかに、今回のコラボでは「メンズ」アイテムの展開がないことを残念がる声もありました。
また、販売開始が「1月1日」であることから元旦に営業してる店舗が近くにないユーザーも多く、オンラインでしか購入することが出来ない人が増えることから、サイトが表示しにくい状況になってしまう可能性を懸念する人も。
直近では、「アニヤ・ハインドマーチ」とのコラボアイテムが発売された日にユニクロのオンラインストアが一時繋がりにくい状況になったことがあり、大きく報道されました。
元旦に営業している店舗が近くにある人や、行くつもりの人にとっても、この1月1日販売開始騒動は嬉しさ半分、焦り半分のようで「元旦早々慌ただしくなる」「くそ忙しい」などの声があがりました。
そして、争奪戦が予想されることからこの時点ですでに「買える気がしない」と諦めムードの人もちらほら。
さらに、マリメッコ好きは海外展開アイテムに詳しい人も多く、韓国など海外のユニクロでコラボした際のデザインを例に「もっとかわいいデザインあったよね」「こういう派手なの欲しい人いる」などの声も。
逆に6年前のコラボすら「知らなかった」という人や、あれからもう「6年も経ったのか」と懐古する人もいて其々に感慨深いニュースだったようです。
■年越しとともに「争奪戦」開幕
この年の瀬に、ユニクロのマリメッココラボの発表は、多くの人を熱狂させることになったことが伺えました。
なにしろ、各アイテムのビジュアル解禁に物欲を刺激された人々から嬉しい悲鳴が多く「デザイン好き」「色味おさえめで可愛い」「絶対欲しい。元旦ユニクロ行く」「いままでコラボの誘惑はずっと耐えてきたけどもう我慢の限界!買う!」など盛り上がりを見せています。
一年の最初の日からビッグな企画を仕掛けてきたユニクロ。
年越しとともに「争奪戦」を開幕させるつもりのようです。
2024年もユニクロにワクワクさせられそうですね。
※商品情報は掲載時点のものです。
<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>