名前の異変にネット大騒ぎ「なぜ?」新幹線のスジャータアイスが鬼バズ『スゴイカタイアイス』もうカタくない?

投稿日:2023/12/19 12:53 更新日:

新幹線の車内販売名物であったスジャータの「スジャータアイスクリーム」別名「#シンカンセンスゴイカタイアイス」。

JRのオンラインショップでも「シンカンセンスゴイカタイアイス」という名称で通信販売されているほど、「すごい硬い」ことが有名なアイスですが、とある異変が起きているようです。

スゴイカタイアイス硬くない

(画像はJR-PLUSより)

■なぜ?ネット民驚愕…新幹線名物「シンカンセンスゴイカタイアイス」がただの「シンカンセンアイス」にされていた

「スジャータアイスクリーム」は、新幹線の車内販売で食される際にカチンカチンに冷えた状態で提供されるためなかなか溶けず、食べられるようになるまで時間がかかりすぎることから、度々ネットで話題になってきました。

今年の11月に東海道新幹線の車内ワゴン販売が終了したものの、駅の売店「デリカステーション」などでも購入することが出来る現在。

X(旧Twitter)上で注目を集めているのが「何かしらの事情により、真の名を名乗ることを禁じられたアイスがある」という内容のポスト。

「スジャータアイスクリーム」を売店で発見したようですが、アイスのワゴンに書かれていたポップの異変に気づきます。

東京駅デリカステーション

(画像はイメージ スジャータアイスクリーム販売例 東京駅改札内「プラザ東京中央待合室」)

一緒にアップされた画像にはアイスのワゴンが映っており、ワゴンには「#シンカンセンスゴイカタイアイス」の「スゴイカタイ」部分だけ消され「#シンカンセン アイス」と修正されたポップが貼られていることが確認できます。

正確には「スゴイカタイ」の部分だけ後からテープのようなもので覆い隠されているため、うっすらと「スゴイカタイ」と前は書かれていたことが見える状態になっているなんともシュールな状態。

なぜ肝心の「スゴイカタイ」部分が消されてしまったのか、X上では「なぜ?」「どこかが商標取ったのかしら」「移動販売用にキンキンに冷やしてないから普通のアイスになってるんだろうか?」などの声があがり、様々な考察が溢れるとともに注目を集め、バズが生じました。

■自販機で購入できるものの「ちっとも硬くない」なぜなのか?

スジャータアイスが東海道新幹線の車内ワゴン販売が終了したのが今年の11月。

現在はグリーン車限定で、モバイルオーダー形式での販売に変更されています。

もし、グリーン車以外で購入したければ、東京駅の新幹線ホームに自販機が設置されているので、そこで買うことが可能です。

ところが、実際に自販機で購入したというXユーザーからは「シンカンセンスゴイカタイアイス、ちっとも硬くない」「ホームの自販機で買ったけど、全然硬くなかった」「あの硬さ、戻ってきてほしい」との報告が相次ぐ事態に。

どうやら、自販機の「スジャータアイスクリーム」では新幹線の車内販売レベルの硬さは再現されていないようなのです。

すると、あるXユーザーから「新幹線のアイスの硬さは、ドライアイスを使って冷凍庫より低い温度で管理してるから」との情報が寄せられました。

あの強烈な硬さはドライアイスによるもので、自販機のアイスはドライアイスを使用しているわけではないため、車内販売ほどの硬さは実現できないという線が現在のところ最有力。

■アイスは「硬さ」でバズる時代?あの強烈な硬さを経験したい人もいる

それにしても、「スゴイカタイ」をあえて消した状態のキャッチコピーを貼る売店のユーモアは、最近のネットバズと相性が良すぎる最高のアイデアだったのではないでしょうか。

東海道新幹線の車内ワゴン販売が終了してしまったシンカンセンスゴイカタイアイスですが、実は東北新幹線や山陽新幹線の車内販売ではまだ購入可能。

Xユーザーからは「東北新幹線ではまだ車内販売で買えて嬉しかった」「山陽新幹線だとまだ食べられる」と硬さを喜ぶ声が上がっています。

硬さばかりが注目されがちですが、もちろん味もとても美味しいスジャータアイスクリーム。

車内販売がなくなっても、まだまだ注目を集め続けているようです。

同じく「硬さ」でよくバズるアイスに「あずきバー」がありますが、アイスと「硬さ」はネットのバズと相性が良いのかもしれません。

※商品情報は掲載時点のものです。

<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>

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