クリスマスケーキはもう決まりましたか?
まだの人にぜひおすすめしたい方法があります。
これまでに「超バズった」レシピの中から、クリスマスケーキ作りにぴったりの「神レシピ」を紹介します。
お菓子作り好きの人たちの間で今最も支持を集めているショコラティエでパティシエの江口和明さんが教える「いちごのショートケーキ」レシピ。
これまで多くの人が「難しい」と感じてきた「ある事」を覆す驚きの言葉が飛び出しているのです。
きっと、びっくりすると思いますので、どうぞ!
■昨年鬼バズり!シンプルな材料でしっとりスポンジが作れるショートケーキレシピ
今回ご紹介するレシピはこちら。
クリスマス前に家庭で作る
ナッペなし、シロップなしの最強クリスマスケーキが出来たので見てください🎄『イチゴのショートケーキ🍓』
材料は画像で貼っておきます
失敗しないスポンジと生クリームの組み合わせ断面にもイチゴがしっかり出る作り方
ポイントは↓↓ pic.twitter.com/UHTncr7X1S— ショコラティエ/パティシエ/江口和明 @チョコレート情報を発信します@ショコラティエ @デリーモ (@EguchiKazuaki) December 15, 2021
さっそく、詳しく見ていきましょう。
まず材料です。
◆スポンジ生地
・卵 … 3個(2つは全卵、1つは黄身のみ使用)
・薄力粉 …………… 70g
・生クリーム ……… 10g
・グラニュー糖 …… 90g
・バター …………… 15g
◆デコレーション
・生クリーム40% … 400g
・グラニュー糖 …… 30g
・いちご …………… 2パック程度 LサイズからLL程度
■作り方がもう、めちゃくちゃ詳しい!
そして、作り方。
1. バターと生クリームを合わせる
耐熱容器にバターと生クリームを入れ、ラップをかけてレンジで温めます。
2. 卵とグラニュー糖を混ぜる
卵をボウルに割り入れます。卵は、2つは全卵、1つは卵黄のみ使用します。
江口さん曰く、卵黄のみを使用するのは「生地を黄色くしてショートケーキを綺麗に見せるため」とのことです。
卵を割り入れたボウルにグラニュー糖を全て加えたら、電動泡立て器の最高スピードで7〜9分程泡立てます。
その後、中速で2分程泡立て、キメが細かくツヤのある状態になったらOKです。
泡立て器のスピードも含めて細やかに教えてくれているのが、ありがたいですね!
■初耳です!「さっくり混ぜ」やめていいの?しっかり混ぜていいらしい!
薄力粉を混ぜる工程へ。
ここで驚きのコメントが飛び出します。
3. 薄力粉とバターを加える
事前に振るっておいた薄力粉を2に全て加えます。
ゴムベラを使い、ボウルの底からすくうように混ぜてください。
江口さん曰く「混ぜないほうが失敗しちゃう」とのこと。
「混ぜすぎとか全然ない」と堂々宣言。
「さっくり混ぜる」が常識だった工程で、しっかり混ぜていいだなんて…こんなことを言い始めるレシピ本に出会ったことがありません。
コメント欄でも、驚いた人が多く「神のお言葉」「目から鱗」「よく混ぜても膨らんだ」などの声が多数あがっています。
ということで、しっかり混ぜてください。
■作り方、続きです
粉っぽさがなくなったら、1のボウルに生地を少量入れ、一旦混ぜ合わせます。
この作業をせず入れてしまうと、バターが沈んでしまいますが「事前に混ぜてあげることによって、馴染んで沈むのを防げる」のだそう。
上手く混ざっていない場合「表面に模様とかが出ちゃう」そうなので、重要なポイントとのことです。
少量の生地とバターが混ざったら生地のボウルへ入れ、下から上へ掬うように混ぜます。ゴムベラを持ち上げた時「とろーっと流れるけど(落ちた時に)形が残るくらい」が目安とのこと。
4. 型に流し込む
型にクッキングシートをセットし、オーブンを180度に予熱します。
絞り袋などは使用せず、生地を直接型に流し込みます。流し込んだら竹串を使い、型の中の生地を20回程度混ぜます。この一手間により「大きな気泡が小さくなって、均一に綺麗に焼き上がる」のだそう。
混ぜ終えたら170度のオーブンで35〜40分焼きます。
5. 生地をスライスする
焼き上がったら型から取り出し、粗熱をとります。
粗熱がとれたら、周囲についているクッキングシートも外してください。
生地の横に高さ1cmのバーをセットし、カットします。生地の厚さは、デコレーションの種類や好みによって変更して良いとのこと。江口さんのおすすめは「下は1.5cmで上は1cm」とのことです。
6. デコレーションする
生クリームにグラニュー糖を加え、泡立て、口金(丸型11番)をセットした絞り袋に入れます。
生地が動かないよう、台座にクリームを少し絞ってから生地を1枚乗せると良いそうです。
生クリームは外側から内側に向けて大きな丸型に絞り、間を埋めるよういちごを乗せてください。
江口さん曰く「真ん中にいちごがあると切り辛い」とのことなので、中心にはいちごを乗せないのがおすすめなのだそうです。
いちごの上に生クリームを絞ったら、次の生地を乗せます。
この時、まな板など平なもので抑えると「上がフラットになる」のだそう。
先程の段より小さな丸型に生クリームを絞り、カットしたいちごを並べたら、さらに生地を重ねます。
2段目よりも大きな丸型にクリームを絞り、真ん中部分にいちごをそのまま乗せたら完成です。
■ショートケーキレシピの『進化版』が12/20に公開!
今回のレシピは動画でも作り方が紹介されていますので、あわせてご覧ください。
スポンジの作り方をもっと詳しく知りたい方に向けた動画もあります。
そして、Xmasケーキ向けショートケーキレシピの『進化版』が12/20に公開されるそうです!
「クリスマスケーキを予約し忘れた!」という人におすすめですが、「さっくり混ぜ」をやめて「よく混ぜ」をやってみたくなるレシピですね。
クリスマスケーキはもちろん、冬休み中にケーキを焼いたり、バレンタインのお菓子作りに備えたり、この時期のハートフルな時間を楽しくする画期的なレシピとなっているのではないでしょうか。
■画像、レシピ提供:ショコラティエでパティシエの江口和明さん
東京や神戸の高級チョコレート専門店で研鑽を積み、その後「デルレイ」のベルギー本店で研修後、日本の「デルレイ」カフェのシェフに就任。現在は「パティスリー デリーモ」の総責任者として、シェフショコラティエ、シェフパティシエを務める。
自身のYouTubeチャンネルで簡単・美味しいスイーツレシピを多数発信しているほか、2022年11月に初の書籍『とんでもないお菓子作り』を発売。全工程を写真付きでわかりやすく紹介し、失敗なしのレシピを多数提案。
2023年1月には、レシピ本第二弾となる【新しいお菓子の作り方】も発売開始。たしかな味が自宅で再現できると話題になり、Amazonランキング1位に。購読者からは「バリエーションもあって大満足」と好評を得ている。
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本日発売【新しいお菓子の作り方】
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感謝の本屋さん巡りしてきます🙇🏻♂️まだの方はぜひ
今日はこの本見ながらYoutubeLiveです
一緒にスポンジケーキ焼きましょうまだの方はぜひhttps://t.co/qiJAeAVY9r pic.twitter.com/vKeNbeuTVI
— ショコラティエ/パティシエ/江口和明 @チョコレート情報を発信します@ショコラティエ @デリーモ (@EguchiKazuaki) January 13, 2023
KAZUAKI EGUCHIチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCluB47fcS-RnvNjPHrXYS5Q
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<取材・文・編集:GourmetBiz編集部>