今、国内外を含め被害が急増中のトコジラミ。
日本でも、海外通販サイトを利用したユーザーが、届いた商品にトコジラミが付着していたとSNSで報告したことからネットを中心に話題となりました。
トコジラミに刺されると、皮膚が赤く腫れ上がり猛烈なかゆみが長期間続きます。
トコジラミを刺されないためには、とにかく絶対に家の中に持ち込まないこと。
そこで、ネットで注目を集めている、有益なトコジラミ対策を紹介します。
■トコジラミは何が何でも家の中に侵入させないで!有効な対処法を一挙紹介
先日話題になったのは、海外発送の荷物からトコジラミが発見されたとの報告でしたが、X(旧Twitter)上では「ぶっちゃけ海外発送だろうが国内発送だろうが一緒にトラックに積んでたら同じ」というポストが注目を集めています。
運送業者のトラックの中に海外からの段ボールも一緒に積まれていたら、トコジラミは他の段ボールへ移動している可能性は十分考えられます。
これには「国内発送だから平気かと思った」「確かに!」と、盲点だったというユーザーから大きな反響が集まりました。
ポスト主によると、国内外を問わず通販で荷物が届いたら「外で開封してから中身を部屋に持ち込む」ことが大切だそう。
トコジラミの成虫は5〜8mmと目視できる大きさなので、段ボールに付着していないかどうか外で確認してから家の中に持ち込むといいという見解には、納得できるものがあります。(※成虫の大きさについて「8m」と誤りの表記がありましたので「8mm」に修正いたしました)
■国内外問わず、ホテルで荷物を広げる時に気をつけるべきポイント
また、海外旅行だけでなく、国内旅行でもホテルなどでトコジラミが確認されたという情報も。
ホテルで荷物に付着して、家に持ち帰ってないか心配ですよね。
Xでは、旅行先や帰宅後のトコジラミ対策についても有益な情報が拡散されていますので紹介します。
まず、ホテルでの対策としては「巨大ビニール袋で荷物を包む」のがオススメだそう。
また、荷物は床に直置きせず、養生シートの上に広げるのもいいとのこと。
トコジラミはツルツルした所を歩けないため、ビニール製のものが有効だそうです。
さらに、トコジラミはカーテンに潜んでいることもあるため、カーテンレールに衣服をかけるとリスクが上がるという声も。
できれば、帰宅前に衣類をホテルの乾燥機にかけておく方法を提案する人もいました。
ホテルから帰宅したら、荷物は庭先で広げるか、玄関前に養生シートを広げた上で荷解きすること。
外で広げられない場合は、バスルームで荷解きするのも有用だそうです。
また、トコジラミは高温でないと死なないため、洗濯物は高温でしっかり乾燥させることが大事だという意見もありました。
■通販で段ボールが届いたら、玄関前で必ず確認を!
先日開催されたAmazonのブラックフライデーでたくさん買い物を楽しみ、そろそろ商品が届き始める人も多いのではないでしょうか。
また、これからクリスマスや年末にかけて通販でいろいろ購入することもあるでしょう。
家に段ボールが届いたら、発送の国内外を問わず、玄関前で一度目視をして、トコジラミがいないかどうか確認した方が良さそうですね。
トコジラミは一旦家に持ち込んでしまうと、すぐに大量繁殖するため、とにかく家に持ち込まないことが大切です。
また、通販で届いた段ボールはできるだけ速やかに処分するようにしたいですね。
(編:GourmetBiz編集部)