今年もいよいよ大掃除の季節がやってきましたね。…ということで、今回はダイソーのお掃除コーナーを中心にパトロールしてみました。
そこで「おっ、これは玄関掃除に使えそう!」と思って買ったアイテム。ビフォーアフターの姿に感動したものの、ちょっとモヤモヤが残る結果に……その理由とは?
■ダイソー『床・壁タイルの汚れスッキリスポンジ』
今回私が購入したのは、ダイソーの『床・壁タイルの汚れスッキリスポンジ』。
・ダイソー「床・壁タイルの汚れスッキリスポンジ」110円(税込)
ダイソーの商品は便利なアイテムが多くて、感動させられっぱなしなのですが、残念ながら今回のアイテムはリピなしかなぁと感じています。
理由は、思っていた以上に手間がかかったから。
ただし、この経験もみなさまの役に立つかも?と思ったので、紹介していきたいと思います。決してダイソーさんを貶すつもりはありません!スリスリ。
まずは、商品の詳細を説明していきますね。
パッケージには穴が開いているので、直接スポンジ部分を触ってマイクロファイバー素材を確かめることができます。私が触ったときは、毛糸で作ったアクリルタワシをもっと硬くしたように感じました。
■細かな工夫が施されている
このスポンジには細かな工夫があちこちに施されています。ただのスポンジで終わらない点はさすがダイソーさん。
まず、スポンジのサイドが波型の形状になっている点、これは指をフィットさせて握りやすくするためです。使っているときも、確かに普通のスポンジに比べて握りやすかったです。
さらに、この縞模様。ただの模様ではなく2種類の繊維が使われています。青い部分がカキ出し繊維、黄色い部分が拭き取り繊維。タイルの凸凹に詰まった汚れをカキ出しながら拭き取る優れものです。
裏面は硬質繊維。硬めのブラシ繊維を使用しているとのことですが、触ってみると少し硬いスポンジという感じです。
なので、とくに注意しなくてもいいかな?と思ったのですが、パッケージには「必ず目立たない場所で一度試してから使用してください。」との注意書きがありました。
私は、玄関タイルのすみっこのほうで試したところ、大丈夫そうだったのでそのまま使うことに。
スポンジは、たっぷりの水でしっかりと両面を濡らしてから使います。洗剤不要で水だけで掃除できるのはうれしいポイントです。
我が家の場合は、髪の毛やら細かなホコリやらがたくさんあったので、玄関専用のコロコロで取り除いてからスポンジを使いました。スポンジがからめとってくれるので、そのままでもいいかもしれませんが、掃除後のスポンジのお手入れが面倒くさそうだったので。
■玄関タイル……君、そんなに白かったの!?
さぁ、いよいよ実践。下の画像が、コロコロで髪の毛やホコリを取り除いた状態です。
ズボラな私は、これだけで案外キレイじゃん?と思ったのですが、半分だけスポンジを使って掃除をしたらビックリ!
「君、そんなに白かったのぉ~!?」と思うほど雲泥の差。
何だか申し訳なさを感じるほどに、汚れていました……。こんなズボラな家主でごめんよぉ。
残り半分もゴシゴシして、白さを取り戻しました。我が家の玄関タイルは、汚れなのか模様なのか分かりづらい部分があるのですが、マイクロファイバー面で全体をゴシゴシして、明らかに汚れている部分は硬質繊維面でゴシゴシ。
全体の掃除が終わった状態が上の画像です。
玄関を綺麗にすると良い気が入ってくると風水の本で見た事があります!これは運気まで爆上がりしそうですね。
ただ、汚れの落ち具合には感動したものの、思っていた以上に労力がかかりちょっとモヤモヤ……。
期待が高すぎたのかもしれません。それとも、こまめに掃除していなかったのが悪いのかも。
全体の掃除はそれほど労力を使わなかったのですが、ガンコな汚れを落とすにはスポンジではちょっと頼りないという感じでした。「もしかしたらブラシで磨いたほうが早かったかも……ゴニョゴニョ」なんて思ったりして。
■結論。我が家ではリピなし
玄関タイルがキレイになって、出入りするたびどころか、目に入るたびにウキウキ気分になっているのは間違いないです。
ただし、今回買ったスポンジがへたった後に、もう一度同じものを買うかと聞かれると「ないなぁ」が答え。ブラシのほうが、もっと早くラクに掃除できる気がします。
あくまでも私の個人的な感想で、なかには絶賛している方も多くいるので合う人には合うのだと思います。ちょっと気になるけど実際どうなの?と思われている方がいたら、少し参考にして頂ければ幸いです。
■商品名:ダイソー「床・壁タイルの汚れスッキリスポンジ」
・価格:110円(税込)
・商品番号:4550480240350
・原産国:日本
・材質:本体:ポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタンフォーム
・商品サイズ:6cm ×3.3cm ×11.6cm
・内容量:1個入
※商品情報は掲載時点のものです。レビューの内容は個人の感想です。
<取材・文:GourmetBiz編集部>